ストーマ(人工肛門)になってから、新潟と東京で臨時透析を行った。
うちのクリニックを入れて、3施設で離脱を行ったが、どの施設も離脱の方法が違ってた。
まず、うちのクリニックでは、以下のような手順で離脱する。
①(回路内の血液が固まらないためと低血圧防止のため)回路内に200ccの透析液を補液する
②回路を直結して、50mL/min程度で回す
③A側、V側の針にヘパロックする
④離脱前後に血圧と体重を計る
新潟のO医院では、以下の手順で離脱した。
①(離脱時に低血圧にならないため)抜針時と同じように、回路内の血液を返す
②回路内を透析液で充たす
③A側、V側の針にヘパロックする
④離脱前後に血圧を測るが、体重はトイレ後のみ
東京のO駅前クリニックでは、以下のの手順だった。
①回路を直結して、50mL/minで回す
②(外シャントのように)エクステンションチューブでA側とV側を繋ぐ
③血圧と体重は、トイレ後のみ
うちのクリニックで補液するのは、前に回路内の血液が固まってしまったことがあったかららしいから。
新潟の施設では、臨時透析の患者さんは状態が分からないので、回路内の血液を全部返すんだとか、通っている患者さんで低血圧にならないことが分かっている人には、全部返すようなことはしないと言っていた。
東京の施設に行く直前に、クリニックの優秀なナースのひとりN美さんが離脱作業をしながら、外シャントのような離脱を見てみたいと言っていたが、いきなりその方法を経験してしまうなんて、ちょっと驚いた。
他にも離脱方法はあるんだろうか?