去年から始まったSPP(皮膚組織灌流圧)検査を行った。
この検査は、透析患者に多い下肢のASO(閉塞性動脈硬化症)を見つけるための検査。
本来ならABI(足関節上腕血圧比)検査を行えばいいんだけど、透析患者は、動脈の石灰化が進んでる場合が多く、そのときには石灰化のためにうまく測れない。
そのため、石灰化の影響を受けず皮膚表面の毛細血管の流れを確認することのできるSPPを行う。
うちのクリニックでは、センサーを足の甲にあて、その上から血圧測定のカフを巻き、圧をかけながら皮膚表面の血液が流れる圧力を測定する。
50mmHgを下回ると下肢の動脈疾患が疑われる。数値が低いほど悪い。
去年は、右83、左71で問題なかったが、今回は、
右52mmHg、左50mmHgと微妙な結果だった。
ラッチョウ運動とタオルギャザを始めなきゃ。