エリスロポエチン製剤は、透析患者にとって身近なもの。
自分は、毎週月曜日にネスプを使っている。ネスプの量は、Hbの値によって、細かく調整している。
京都大学のiPS細胞研究所(通称:サイラ)と香川大学の研究チームが、iPS細胞からエリスロポエチンを作り出す細胞の作成に成功し、マウスに投与したところ、7ヶ月後に赤血球の数値が正常になった。(詳しい記事は、こちら。)
28日の新聞各紙で、記事が書かれていたが、対象の患者数が各紙で違っていた。
透析患者約30万人
透析患者32万人
慢性腎臓病患者1300万人
サイラの発表資料を見ると、対象患者数についての記述が見当たらないので、恐らく腎性貧血患者というのを透析患者ととらえたか、慢性腎臓病患者ととらえたかによって、対象患者数が違ってきたのだと思う。
いずれにしても、早くヒトへの投与ができるようになればいいなぁ。