17日の日経新聞に掲載されていたので、読まれた方がいるかもしれません。
先週行われた日本透析医学会・総会で発表されたらしいが、アブストラクトを検索しても載っていなかったので、新聞の記事を引用してみると、
『金沢医科大学は、ソフトバンク、日本マイクロソフトと共同で、人工知能(AI)を使って、腎性貧血の最適な治療法の開発を1年以内に実用化する。
このシステムは、人体の仕組みを分子レベルまで解析し、患者の身体の中で起きてることをAIが推測する。患者個々のデータを入力することで、AIが薬の最適投与量や間隔を提示することができる。』
ちなみに、ここ2年ほどのヘモグロビンをグラフ化してみると、
10~12の範囲におさめるのは、至難の業のような気がする。
ま、SFに出てくるような夢のような話だけど、実用化されれば、貧血の状態の安定化やESA製剤の使用量減が可能になるかも。