血清カルシウム値(mg/dl)は、アルブミンの値(g/dl)によってpayne(ペイン)の式で補正を行う。
補正カルシウム濃度(mg/dl)=血清カルシウム濃度-血清アルブミン濃度+4
透析百科の該当ページの説明を引用してみると、
『血清中のカルシウムのうち約40%が蛋白(主にアルブミン)と結合しているため、血清アルブミン濃度が低い場合には、イオン化カルシウム濃度が低くなくても、血清(総)カルシウム濃度は低値を示し、・・・』とある。
この説明がまったく分からない。
先生やナースさんや技士さんから説明を聞いても、????。
この説明だと、アルブミンの濃度によって、血液検査の血清総カルシウム濃度が変わるらしい。
これって、変じゃない?
で、(正しいかどうか分からないけど、)自分なりに考えてみた。
血液検査で測るカルシウム濃度は、イオン化カルシウム、タンパク(主にアルブミン)と結合したカルシウム、クエン酸などと結合したカルシウムの総量を測定している。
アルブミン濃度が4.0g/dlのとき、イオン化カルシウムは50%、タンパク結合カルシウムは40%、残りは10%という構成になっている。(これが基準となる)
重要なのはイオン化カルシウムで、その量が50%だから血液検査のカルシウム濃度を1/2すれば、その値が分かる。
ところが、アルブミン濃度が低いと、イオン化カルシウムは50%以上となり、単純に検査データを1/2するだけだと、イオン化カルシウムの量を低く見積もることとなる。
これを防ぐために、イオン化カルシウムが50%となるように(検査データを1/2すればいいように)、総カルシウム濃度を割り増す必要がある。決して、総カルシウム濃度が増える訳ではない。
あくまでも、イオン化カルシウム濃度を簡単に求めるための便宜上の話だと思う。
補正カルシウム濃度(mg/dl)=血清カルシウム濃度-血清アルブミン濃度+4
透析百科の該当ページの説明を引用してみると、
『血清中のカルシウムのうち約40%が蛋白(主にアルブミン)と結合しているため、血清アルブミン濃度が低い場合には、イオン化カルシウム濃度が低くなくても、血清(総)カルシウム濃度は低値を示し、・・・』とある。
この説明がまったく分からない。
先生やナースさんや技士さんから説明を聞いても、????。
この説明だと、アルブミンの濃度によって、血液検査の血清総カルシウム濃度が変わるらしい。
これって、変じゃない?
で、(正しいかどうか分からないけど、)自分なりに考えてみた。
血液検査で測るカルシウム濃度は、イオン化カルシウム、タンパク(主にアルブミン)と結合したカルシウム、クエン酸などと結合したカルシウムの総量を測定している。
アルブミン濃度が4.0g/dlのとき、イオン化カルシウムは50%、タンパク結合カルシウムは40%、残りは10%という構成になっている。(これが基準となる)
重要なのはイオン化カルシウムで、その量が50%だから血液検査のカルシウム濃度を1/2すれば、その値が分かる。
ところが、アルブミン濃度が低いと、イオン化カルシウムは50%以上となり、単純に検査データを1/2するだけだと、イオン化カルシウムの量を低く見積もることとなる。
これを防ぐために、イオン化カルシウムが50%となるように(検査データを1/2すればいいように)、総カルシウム濃度を割り増す必要がある。決して、総カルシウム濃度が増える訳ではない。
あくまでも、イオン化カルシウム濃度を簡単に求めるための便宜上の話だと思う。