「TSAT」と書いて、「ティーサット」と読みます。
TSAT:トランスフェリン飽和率(Transferrin Saturation)
saturation(サチュレーション)って手術のあとに、指に機械を挟んで測る「酸素飽和度」でおなじみですよね。
だから、Transferin Saturationは、トランスフェリン飽和率になります。
これだけじゃ、なんのことか分らないので、ナースさんに聞いたことをおさらい。
まず、検査データの鉄関係のもは、血清鉄、UIBC、TIBC、フェリチンがある。
人間の身体の中には、3~3.5gの鉄があり、そのうち約60%が赤血球に存在している。
血液中の鉄はトランスフェリンというタンパク質と結合している。
で、このトランスフェリンと結合した鉄を血清鉄という。
また、鉄と結合していない(=不飽和)トランスフェリンをUIBC(Unsaturated Iron Binding Capacity:不飽和鉄結合能)という。
このUIBCと血清鉄を足したものが、TIBC(Total Iron Binding Capacity:総鉄結合能)となる。
血清鉄が全体のトランスフェリンに占める割合TSATは、血清鉄÷TIBCとなる。
フェリチンは、肝臓などで蓄えられている鉄の量だそうだ。いわゆる、材料。
エリスロポエチン(EPO)とフェジン投与の指標が、TSATとフェリチンだそうだ。
すなわち、
TSAT<20%かつフェリチン<100:鉄欠乏として鉄剤の投与
TSAT>20%かつフェリチン>100:鉄は充分足りている
TSAT>20%かつフェリチン<100:うまく鉄を利用できている状態
TSAT<20%かつフェリチン>100:材料としての鉄があるのにうまく利用できていない状態
TSATとフェリチンをみて、材料としての鉄が足りていないのか、うまく鉄を利用できていないかを判断して、エリスロポエチンとフェジンの投与量を決めるらしい。
もちろん、それだけではなく、ヘモグロビンやヘマトクリットの値も重要。
少し頭がこんがらがってきたから、もう少し整理(消化)してから、書いた方がよさそうかな。(汗)
TSAT:トランスフェリン飽和率(Transferrin Saturation)
saturation(サチュレーション)って手術のあとに、指に機械を挟んで測る「酸素飽和度」でおなじみですよね。
だから、Transferin Saturationは、トランスフェリン飽和率になります。
これだけじゃ、なんのことか分らないので、ナースさんに聞いたことをおさらい。
まず、検査データの鉄関係のもは、血清鉄、UIBC、TIBC、フェリチンがある。
人間の身体の中には、3~3.5gの鉄があり、そのうち約60%が赤血球に存在している。
血液中の鉄はトランスフェリンというタンパク質と結合している。
で、このトランスフェリンと結合した鉄を血清鉄という。
また、鉄と結合していない(=不飽和)トランスフェリンをUIBC(Unsaturated Iron Binding Capacity:不飽和鉄結合能)という。
このUIBCと血清鉄を足したものが、TIBC(Total Iron Binding Capacity:総鉄結合能)となる。
血清鉄が全体のトランスフェリンに占める割合TSATは、血清鉄÷TIBCとなる。
フェリチンは、肝臓などで蓄えられている鉄の量だそうだ。いわゆる、材料。
エリスロポエチン(EPO)とフェジン投与の指標が、TSATとフェリチンだそうだ。
すなわち、
TSAT<20%かつフェリチン<100:鉄欠乏として鉄剤の投与
TSAT>20%かつフェリチン>100:鉄は充分足りている
TSAT>20%かつフェリチン<100:うまく鉄を利用できている状態
TSAT<20%かつフェリチン>100:材料としての鉄があるのにうまく利用できていない状態
TSATとフェリチンをみて、材料としての鉄が足りていないのか、うまく鉄を利用できていないかを判断して、エリスロポエチンとフェジンの投与量を決めるらしい。
もちろん、それだけではなく、ヘモグロビンやヘマトクリットの値も重要。
少し頭がこんがらがってきたから、もう少し整理(消化)してから、書いた方がよさそうかな。(汗)