社会という共同体を1つの生き物と見た時、政治はまるで、死ぬまで脈打つ心臓のようだと思う。
何を目指さずともただただ社会が「生きたい」と願えば、それだけを動機にしてひたすら駆動し続ける。
私はその生存への衝動を、神聖視せずにはいられない。

いつから政治は競争になってしまったのだろう?
選挙の度に政策のバーゲンセールを見かける。
私達は今、政党を利己的な基準で選択せねばならぬ状況に置かれつつある。
このままでは「社会を考える人」の選択肢が奪われ、政治と国民の距離は益々開いてしまうことだろう。

誰かと助け合いたいと思う心は、勉強して得られるものじゃない。
なにかを向上させたいと思う心は、強制されて作られたものじゃない。
社会を良くしたいと考える人の、より感覚的な代弁者になることが正常な民主主義を作っていく。

政治というのは複雑で、掘れば掘る程芋づる式に難問が出てくる。
しかし、その難題に挑むことが、それこそが政治家の仕事なのである。

もっと堂々と、できないものか。