かたくなに前衛的。   -315ページ目

背中。




帰宅時の電車の中。

一駅だけの僅かな通勤時間ですが。


帰ったら、まずお風呂にしようか?それともビールを頂こうか?などと、ベタな新婚夫婦しか考えないような退屈な論議に、一人没頭して窓の外を眺めていた。
間もなく降車駅といった時、なんとなく見覚えのある華奢だけど割と大きめの背中を車内で発見。
そうそう、頬をスリスリしたくなるような背中。

こういう背中は好きだな~…なんてボケーっと見つめていたら、知り合いだった。
というより、モト彼だった。
ギャフン!







ちょっと~!今朝のめざまし絶景占いでも、そんなお話ありませんでしたよー!
こんなハプニングがあるとは聞いていませんよー!
なんて、
あたふたしてみても、意外と普通に会釈とかして「お久しぶりー」
なんて結構オトナな笑顔できちんと言えた。

グッジョ!


カップラーメンが美味しく出来る程度の時間、(3分よりは短い)
モト恋人との(原則、円満終焉であることが必要)会話がサラリと弾むのはそのぐらいの時間で充分。
長過ぎても、なんだか痛々しい結果になり後ほど落ち込みそうだし、
短すぎても、変に気にしてしまいそうで明日の仕事がボチボチな結果になりそうだし…






まぁまぁ、
過去の懐かしいおもひでが蘇り、
雨の宵にホクホクとした気持ちになれたのは確か。
どこかの誰か(毎度登場、殺害動機が優に認められるあのオノコ!)との関係みたいに、反吐が出そうなほど嫌なおもひでばかりではこうはいかないわよ。
なんとなく、
脳内で女子モードへの秘薬になりそうな何かが分泌されたような感じ。
過去の誰か(男性)に遭遇するって、内外ともに良い意味での刺激になるものだわよ。




緩む口元をくっつけて、雨粒に打たれながら鼻唄混じりに帰宅。
小一時間ほど考てみたけれど、
あたくしの恋スイッチの中に「背中」があったことを発見。
今まで気にも留めなかったけれど、
よくよく振り返ると、好きな男性の背中にペタっとくっつきたくなる癖があったよう。
というより、ペタっとしたくなるような背中の男性に惚れる癖があるよう…。
筋骨隆々の大きくて広い背中ではダメ、
少々華奢でも肩甲骨から腰にかけて程良く弧を描くうような(言葉は悪いが)女性的な背中が好きみたい。
そういう背中にペタっとしたくなるもので。





へぇー。
なんでだろー。



なんて雨音を聴きながら、

新たな恋スイッチ発見を祝してかんぱーい!