かたくなに前衛的。   -250ページ目

浮遊。(七夕の夕べ)

朱色のペディキュア越しに夜空を仰ぐ。



ぎゅーっと目を凝らして眺めてみても、
覆う雲は厚く重く垂れさがる。
ぽっかりと開いた親指と人差し指の間から覗く宙は果てなく濃厚な藍色。


そうか、そうか、
曇天か…




天の川、残念至極。
早々に諦めて来年に持ち越し。

来年こそは…





早々に諦めてのこの心の虚無感を補うべく夢の中で浮遊を感じよう。

一度でいいから飛行船の旅がしてみたい。










碧い

蒼い 

青いあの空をフワフワと浮遊してみたいね、こんな飛行船で。


旅のお伴、鞄にコレを詰め込んで…