Oh, my goodness. -6ページ目

Oh, my goodness.

たまに更新(ฅ`ω´ฅ)



今日もいつも通り仕事してました。

午後から勤務のシフトやったので
21時30分まで仕事してました。

仕事終わりにメールを開いたら
母からメールがありました。

珍しいなぁ。
急用かなぁ??

それぐらいの認識でした。

でも、それは身内が亡くなった事を
告げるメールでした。

とても、お世話になった方でした。

最初は意味がわかりませんでした。

母に電話をしました。

¨検死しとる。そういうことだ。¨

たったそれだけでした。

それでも理解出来なくて

『どうしたらいい??』

思わず訊ねました。

¨どうにもできん¨

だだそう言われました。

現状把握をしきれないまま
会社を出ました。

いつも通り、同僚とバイバイして
いつも通り、駐車場に行って
いつも通り、車に乗って
いつも通り、運転して
いつも通り、帰路を辿りました。

いつも通りじゃないのは
大切な叔父が亡くなってしまった事でした。

噎せて嗚咽して
帰路が歪むほど泣いて、叫んで
泣いて、泣いて、泣いて…

叔父と過ごした記憶が廻りました。

凄く特別な思い出がある訳じゃありません。
多分、きっと普通の思い出です。

凄く凡庸な思い出がいっぱいで
それが凄く特別でした。

桐眞は、叔父一家にお世話になりました。
正確には叔母が血縁なんだけど
その家族まるごとお世話になっていました。

叔父一家の末っ子が同い年で
双子みたいに一緒に行動してました。
長期休みは、おばあちゃん家に預けられ
ずっと一緒に過ごすのが当たり前でした。

桐眞は末っ子で
10年上の姉と、8年上の兄がいます。

物心付いた頃には
《みんな》のお姉ちゃんで
《みんな》のお兄ちゃんでした。

叔父一家の従姉妹は
お姉ちゃんと、仲が良いのが普通でした。

生まれる前から仲が完成してた
《姉妹》でした。

桐眞のお姉ちゃんじゃないんです。
《みんな》のお姉ちゃんなんです。

でも、それが普通で当たり前でした。
いまでもそれは、変わりません。

そしてそれはお兄ちゃんも同じでした。

お兄ちゃんがお姉ちゃんと違ったのは
桐眞と同い年のイトコの末っ子が
男の子だったからよく遊んでもらいました。

ちっちゃい頃は
チャリで外に連れて行って貰ったり
遊びにも連れていって貰ったり
色々と遊んでもらったし
怪我して大騒動になったりと
凄く面倒見て貰いました。

でも、それも成長過程で無くなりました。

イトコが成長して、男同士で二人だけで
よく遊ぶようになったからです。

姉妹しかいない分
男同士で《兄弟》のようでした。

結局、桐眞に《キョウダイ》は居なくて
桐眞に《家族》もいないんだ。

ずっとそう思いました。

父も母も姉も兄も、みんな。
桐眞は《家族》がなんなのかさえ
わからなくなりました。

そもそも《家族》を知りませんでした。

《家族》を知ろうともしませんでした。

《家族》を知ろうとも考えませんでした。

だから桐眞は
『かわいくない』って言われます。

完成された輪の中に入る方法なんて
桐眞は知りませんでした。

知ろうとする前に諦めました。
だから桐眞は『かわいくない』

甘える事を覚えるより
諦める事を覚えた方が楽だったから。

愛して欲しくて
構って欲しくて

その為に伸ばした手を受け入れられない事が
何よりも怖かったから。

《妹》の桐眞は必要なくて
その他の《みんな》の方が
姉妹、兄弟の気がしたから。

桐眞はずっとそんな劣等感で
ずっと生きてた。

違う。今もずっと。
気付いた時からそうだった。

それを変えてくれたのが
叔父だった。

凄く厳しい人でちっちゃい頃は
少し、怖かった印象が、ある。

食事のマナーや言葉遣い。

今までいっぱい注意されてきた。

成長過程で常々思ってたけど
言って貰えて有難い事ばかりだった。

一人称は直らないままだけど
食事のマナーは人並み以上だと、思う。

箸の持ち方とか
何度も何度も注意されてきた。

痒くても掻くなって怒られたし

口調が荒れると怒られた。

桐眞は、叔父さんに《父親像》を抱いてた。

理想の父親。

妻である叔母を大事にして
娘、息子を大事にして
家族を大事にして

逆に叔母も
旦那である叔父を大事にして
娘、息子を大事にして
家族を大事にして

夫婦が愛し合って
家族を愛して
家族が絆で結ばれてるような
《理想の家族》だった。

桐眞の憧れの存在だった。
桐眞の理想の存在だった。

家族を知らない桐眞には
凄く、凄く羨ましかった。

勝手に独りになってた桐眞を
勝手に不貞腐れてた桐眞を
勝手に諦めてた桐眞を

変えてくれたのが叔父でした。

ある日、兄とイトコが鍵を掛けて
二人だけで遊んでました。

桐眞は、独りにされました。
おいてけぼりにされて
悲しくて悔しくて虚しくて
ただ泣きべそかいてました。

そしたら、状況を知った叔父が
怒鳴ってくれました。

桐眞が煩わしかっただけかもしれないし
虫の居どころが悪かっただけかもしれない。

それでも、桐眞は嬉しかった。
《桐眞の為》に怒鳴ってくれたのが。

桐眞にとって
母親は、桐眞を無責任に産んだ人。
父親は、自分本意の世界が狭い人。
姉は、みんなのお姉ちゃん。
兄は、みんなのお兄ちゃん。

それを構成してるのが
《家族》という名のカテゴリー。

愛情も意味も何もない。
ただの分類。

他人より隔たりが近い分
憎悪、嫌悪の塊だった。

今でこそ家族に無関心に近いし
無い物ねだりで叔父家族に憧れてた。

正直、シスコンだしブラコンだと思う。

なんだかんだで
お姉ちゃんもお兄ちゃんも大好きだし

じゃなきゃイトコに嫉妬して
劣等感なんて感じない訳で。

それに気付かせてくれた叔父には
感謝してもしきれない訳で。

あ"ぁああぁぁぁ…

色々と衝動的に書いてるから
文章に脈絡がない。

とにかく、凄く大切な叔父でした。
今でも大切な叔父だし
これからも、ずっと大切な叔父です。

まだ、正式なお別れはしてません。
これから日程が決まるとの事です。

叶うなら、一度だけ
お父さんって、呼んでみたかった。
それで『なんだぁ??』って
言って欲しかった。

まだ、お別れしてないから
俺、会いに行くから。
それまで《またね》、おっちゃん。