まいど、自転車屋きんちゃんでげすぅ。
最近、急に涼しくなってきましたねぇ~。
深夜2時頃や明け方の気温は、ぶっちゃけ手袋付するどうするかといったレベルです。
Tシャツにブルゾンではもうブルっときますね
サイクリングなど、昼間に薄着で出かけて夕方頃から気温が下がりだして、ついでに汗かいてるから思ってるよりも体が冷えて風邪をひきやすい季節です。
余分に衣服などは持ってなくても、雨用にカッパを持ってる方はそこそこいらっしゃるので、体が冷えてきたらカッパきて一時しのぎにするのも一つの手です。
手がかじかむと変速がスムーズにできなかったり、ブレーキングの遅れで事故に繋がることもあるので、
この時期ぐらいからグローブして走ったほうが良いですね。
さて、本日のお題です。
まず、パンクしにくいタイヤとノーパンクタイヤを同じような物と勘違いしている方がたま~にいます。
全く別物です。
根本的なこととして、パンクとは 「空気がなくなって走れない状態」
まず、パンクしにくいタイヤとはこの名の通り 「パンクしにくいだけで、パンクは起きます。」
○チューブなので普通に空気を入れとかないと、重みや段差でスネークバイト(リム打ちパンク)を起こす。
○チューブが肉厚、タイヤが肉厚など。
○チューブとタイヤの間に肉厚のシリコンバンドみたいな物が入っている物もあり。
○中身は空気なので、中が詰まっているノーパンクタイヤに比べたら重量が若干軽い。
○普通のタイヤ・チューブと一緒なので、パンク修理やタイヤ交換も大概どこに持ち込んでもやってくれる。
てな感じ。
ノーパンクタイヤとは、「中身が空気ではないので、空気がなくなって走れない状態にならない」
ノーパンクタイヤの種類については次のブログにて。
○発砲ゴム類やリペアムゲルなどを空気の代わりにタイヤの中に入れるので、画鋲や釘を踏もうが関係なしに走れます。
○パンクしないのでパンク修理代が皆無。
○タイヤの中が空気ではなく固形物が入ることになるので重量が若干重たくなる
○パンクしないことばかりに目が行きがちですが、車輪の修正やスポーク交換などタイヤを外さないといけないことが発生した場合、ノーパンクタイヤの種類によっては再利用できない物もあるので、1から新しいノーパンクタイヤを入れないといけなくなるので、余計時間がかかって工賃も割増しになります。
○ノーパンクタイヤの場合、どこの自転車店でも対応しているわけではないので、断られる場合があります。
写真はゴム発砲体のノーパンクタイヤ
乗車している人の好みや使用状況・周辺環境を考えて、どちらが良いのか選びましょう。
あと、
パンク修理剤というものがあります。
細かい粒子が入ったドロッとした液体を、チューブの中に入れといて、パンクしたら穴の中に液体が入り込んで固まって空気を漏れなくするといったものです。
が、
必ずしも空気漏れを止めてくれるというわけではありません。
穴が小さすぎてもダメですし、大きい場合はドロドロ出てくるだけです。
その修理剤に相性の良い穴のみ空気漏れを止めてくれます。
穴が防がれない場合は、結局パンク修理をしないといけませんが、修理剤のおかげでパッチが貼り付かなかったり、たかがパンクなのにチューブを交換するハメになったりします。
ついでにいうと、修理するときにドロドロ出てくるので、手もチューブもベタベタしてうっとうしいですね。
デメリットをちゃんと言わずに、やたら薦めてくる店もありますが、修理剤を入れるかどうかはお客様次第です。
今回はパンク対策の色々でした。
私、きんちゃんは空気になったことが何度かあります。
といっても、悪魔の実を食べて空気人間になれるわけでもなく、いわゆる「お地蔵さん」(笑)
飲み会でこそっと先帰っても誰にも気づかれないとか、
みんなで遊びに行ったのに、トイレ行ってる間に全員いなくなってたとか、
一番すごかったのが、集合写真を撮って出来上がって何日かしてから写ってない事に気づかれるとか、
とほほ、
存在感なさすぎですね(笑)
良い意味で考えたら、きんちゃんは気配を消す達人かも!
なんか虚しい
メタボ・チャリダーきんちゃんでした..........