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化粧品開発者のひとりごと

many things about skincare

先日ネスノのメルマガ会員さまに
乾燥シーズンに向けてスキンケアの注意点を
配信させていただきました。

すごく大切なことなので、

ここでもその内容をご紹介したいと思います。

今まで「肌のしくみ」でお伝えしてきたことと重複はしますが、

まあ、復習の意味もこめて。。。


  ― 1日2回は洗いすぎ!! ―


皆さまは、洗顔料を使った洗顔を1日何回していますか?

スキンケアの常識的には、

「朝晩きちんと洗いましょう!!」と言います。

でも、肌のしくみを考えれば、それは間違いです。




そもそも、洗うということは、汚れを落とすだけではなくて、

古くなった角質を取り除いてあげることも大切な役割で、

それによって、肌の新陳代謝「ターンオーバー」が促されます。

ですが、残念なことに洗顔料を使って洗うと、

肌のうるおいを閉じ込めている油分「細胞間脂質」も

洗い流されてしまいます。

そして、その洗い流された細胞間脂質は24時間かけて、

修復されていくのです。




ですから、朝晩洗顔料で洗ってしまうと、

1日中細胞間脂質が失われた状態が続き、

うるおいを閉じ込めることができなくなってしまうのです。

夜洗顔料で洗ったら、朝は水やぬるま湯ですすぐだけで十分です。




また、「朝しっかり洗わないと日中のテカりが気になる」

という声も聞きますが、テカる原因は洗顔料で洗わないからでなくて、

肌の表面のミネラルや酵素などいろいろなバランスが崩れて、

皮脂を分解することができなくなっているからで、

洗いすぎると、さらにそのバランスが崩れやすくなってしまいます。




適度な洗浄力の洗顔料で、適度な頻度で洗う。

洗いすぎない洗顔習慣で、

肌本来の代謝のサイクルを取り戻してみてください。