
モデルは「ブック」を持っているもの。
ブックとは何か??
自分の資料をファイリングしたものです。
お仕事の上がりを入れたり、作品撮りをした写真資料を入れておくものです。
なぜブックが必要か??
いろんな表情をみせるのがモデルのお仕事。
写真のニュアンス、光りの加減、メイクや髪型や洋服によって
見え方というのは全然変わってくるので、それをゼロから想像してもらうよりも
こうやると、私、こうなるんです!という資料があった方が想像しやすいし
また、今までしたお仕事の上がりを見ると先方も安心したり
逆にかぶったりしないようにだとかいろんなことを考えやすいのです。
要するに自分の売り込みツールなのです。
昔は大きくて手提げがついている重いものが主流でしたが
今はファイルとかでも全然OK
ただ、ここは結構自分の個性の見せ所!!
ある事務所の社長さん曰く
オーディションには同じようなタイプで誰が選ばれてもおかしくない状況の中で
どうやって差をつけていくか、
ということを考えた時に、ブックというのは差をつけやすく
その人が出やすいところだったりする。
例えば、ちょっと端が折れ曲がってたりしたら、
ちょっとだらしないイメージを与えてしまうし
古い写真ばかりだと新しい仕事をしていないようなイメージになってしまったり
時代に乗り遅れているような雰囲気に見えてしまう。
入れるもの、入れ方、保存方法、並べ方、すべてにおいて
自分らしさだとか、私ってこんな人よ、ということを見せるという意識で
考えましょう。
内容って??
仕事の資料がたくさん入っているのはいいのですが
競合バッティングしそうなお仕事のオーディションの時には
その資料は必ずはずしましょう。
並び順も考えて、見る人にいい印象を残すようにしましょう。
新しい資料から入れるのは絶対で、
あまりに違うイメージのものが入れ替わり立ち替わりという並びだと
チグハグだったりガチャガチャしたイメージになってしまいます。
同じような写真(同じシチュエーションや洋服など)ばかり入れるのは、
幅が狭い印象を与えます。
カメラマンさんのブックでちゃんとストーリーができているのを
見せていただいたことがあるのですが
そこまでいくと、本当にその人の世界観がバッチリ見えるという
作りでしたよ。
※ブックが必要なのはスチールのお仕事の時がほとんど。
CM等の動きを重視するオーディションの時は見てくれない場合もあります。
でも70歳のモデルさんでプロ意識の高い方がいらして
その彼女はCMの時でもブックを持って行って、見せられたらみせていて
しかも内容も常に入れ替えだとかを気にされていて。
やっぱり彼女はよくいいお仕事がスチール、CMともに決定していました。
もちろんブックのよさ、というのもあるのですが、それだけの熱意だったり
やる気というのがそこに現れているのを感じてくれたから、というように思います。
※お子さんについては、特別ブックが必要ということではないのですが
あればもちろんプラスになると思います。ただ、すぐに成長してしまいますからね…
写真の入れ替えは大変ですよね。。。