大野慎也です。
アクアちゃん:みなさん、こんにちは。
アクアです。
シンヤ:今日は、最近の仕事についてインタビューしてくれるということですね。
アクアちゃん:はい。宜しくお願いします。
松本市の設計事務所とお仕事されておられるのでしたね。
最近の事例を一つ聞かせてください。
シンヤ:わかりました。
アクアちゃん:まず、前回のお話でCADを使うということをお聞きしました。
そして、デザインを、つまり設計を助けるようなことがパソコンを使ってできるということだったと思うのですが...
シンヤ:そうですね。
具体的にいうと、企画段階(与条件の整理など)にできること、アイデアを出すときにできること、基本設計や実施設計になったときにできることというように、段階によってできることが違うし、その方法や質も異なっているのです。
それを書いたチラシがあるのでちょっと見てもらえますか?
321というのと、DCBAというのがみえると思うのですが、それぞれの建築と設計を進めていく上で、決めなくてはならないことがたくさんあるので、それを段階に分けています。
けれど、3Dで作ってしまうと最初から完成形がみえるような形で作っていくので、あくまでモデリングの密度の話になるのだけど...
ちょっと話し過ぎちゃったかな...
アクアちゃん:いえ、なんとなくわかりました。
要は、家を作るときもいろいろ間取りを考えている段階と実際の大工さんが作るときの違う段階ですよね。
シンヤ:わかりやすいね!
ナイス!
アクアちゃん:では、それで今回の仕事はどんな段階のものだったんですか?
シンヤ:今回は、アイデアを競うコンテスト、
コンペティションやプロポーザルと呼ばれているのものに応募するお手伝いをしたんだ。
だからアイデア段階だね。
でも最終的な完成図を見せなくは発注者に訴えない。
だからそれなりに基本設計並みに作りこまなくてはいけないんだ。
アクアちゃん:では、そのときの予算と納期を教えてください。
シンヤ:そうですね。
いつも社長さんと相談で決まることが多かったんですが、
今回は、当初15~20万円で、納期は大体2週間でしたね。
アクアちゃん:提出物はなんでしたか?
何のコンペティション・プロポーザルだったのですか?
シンヤ:最終的には、作った3Dモデルをお渡ししました。
それから、そこから作れるものとして、いわゆる完成パース図を28枚ほど出力しました。
学校のコンペティション・プロポーザルでした。
アクアちゃん:かなりたくさん完成予想図ができたのですね。
シンヤ:そうですね。
3Dモデルをどこから見るかを決めてつくることもできるのですが、
(画角を決めて)
今回は360°どこから見てもいいようにまんべんなく外観を仕上げていくようにして作っていきました。
基本の間取りや、外観デザインは設計士さんの頭の中にあるので、
それを聴きながら、
ときには2次元CADに表現してもらったものを活用して作っていきました。
企画アイデアの段階のボリューム模型を幾つか最初は検討モデルとして使いましたね。
アクアちゃん:わかりました。
インタビューに答えていただいてありがとうございました。
シンヤ:いえいえ。
こちらこそありがとうございました。