《映画観てきた》
松コラボのポップコーンは最初から諦めてましたけど、いざ行ってみれば、絶望的なくらい映画館が混んでました(^o^;
大半はジブリ新作のお客さんみたいでしたね。ジブリ映画が始まる時間になったらトイレの列もスナックの列もきれいに解消されました(笑)
今回は何も買わなかったな〜
グッズ売り場はおそ松さんのコーナーあったけど一松単体のグッズは既に無くて、じゃあ今度でいいかと思って他はよく見ずに出てきてしまいました。そういえば絵コンテ付きの円盤とかパンフとか欲しかったんだった!!
残念ながらそれは次回にします。映画館の他に何ヶ所か行くところがあったし、余裕がないと大事なコト忘れてしまいますね。
舞台挨拶の回は行けなかったです。
配信で見られるようなので、余力があれはそちらを見てきます。
まずは、気になる予告編から。
ミュータントタートルズの作画がすごく印象的。粗いのに見てて飽きない、不思議と目を惹きつけられる作画だった。あれは新しいな!
あとはバービー映画も面白そう〜
ここから先はネタバレ感想です。
未視聴の方はご注意を!
まだ一回目の視聴でして、内容の正確さは保証しませんm(_ _)m
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『おそ松さん〜魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊まり回』感想です。
今回はショートアニメの前置き無く、本編いきなり始まりました。
トド松「生きてる意味あるのかな〜」おそ松「・・・ない」で始まり、チョロ松「生きてる意味あるのかな〜」他5人「…ない」で終わる映画。
いや、なんだこれ!
途中、なんやかんやでステキな一日が始まり、ステキな一日のはずがエンドレスに続く地獄を見る…
トト子ちゃんは気が済んだんだろうか?
いや、済んでない気がする…
落としどころが無く、「いや、これ、いつ終わるんだよ!!」がオチのパターンですね。
今回は6つ子の誰かというよりトト子ちゃんが話の中心だった。
ハタ坊の“友達”回の「正体不明の寂しさ」に通じるものがあるなー
無性に心の隙間を感じる時。今回はトト子ちゃんがその状態?
6つ子は3期最終話の状態をそのまま引きずってる。
にゃーちゃんはトト子ちゃんに強引に連れて来られたんだろうな。「まだ行くとは言ってない!」て叫びながら真顔のトト子に腕引っ張られて来る様子が目に浮かぶようだ…
そういえば、数日前にツイッターで外国人さんのツイートを見かけて、英語だから内容は読んでないものの、にゃーちゃんの娘ちゃんを“ミューちゃん”て呼んでて可愛かったです(^o^)
その呼び方好き。娘ちゃんの正式な名前はあるんかな?今度行ったらエンドロール見ておかなくては。
にゃーちゃんと一松が会話するシーンはこっちまでドキドキしちゃいましたよ。
最初トッティの合コン面接みたいな感じだったのに、ねこの話題で急に心を開いたの笑う(笑)
一方でにゃーちゃんの娘ちゃんは十四松の真似しはじめてて笑った。
ところで、娘ちゃんのこと、みんな“お嬢”て呼ぶんだね。名前呼びじゃないんだ?
星新一の短編小説で、登場人物を特定の名前でなくエフ博士とかエヌ氏と設定するの、キャラよりストーリーに軸を持たせるためと聞いたことがあるけど、それに近い感覚かな?
一松は、皆が盛り上がってる時に自分だけ何が起きてるのかわからなくてパニクりながら皆についていくとこ、可愛かったです( ´艸`)
飛び跳ねてクルクル回ったり、皆のノリに付いていけてないのに困惑しながら格好だけ真似してるの、そしてだんだん皆と同期してくるの可愛いすぎる〜
いや、誰か説明してやってよー
タコパ始まる時に一松は会場入りを拒否ってたのはえいがの同窓会の時から変わってなかったですね。
同窓会の時と違い、一松を会場まで引っ張り出す役目が十四松だけじゃなくカラ松が加わったのは超意外!
たこ焼きひっくり返すトップバッターに一松を推薦したのもこの二人だし。どうなってるんだ…
チャールズ・シュルツの言葉(というよりチャールズ・シュルツの漫画のキャラクターの言葉)で「人生は腕輪のようなもの」というのがあるんです。スヌーピーの漫画の中のひとコマですよ。
これといって何もない日常の中で、たまに周ってくる宝石のようなステキな時間があって、私たちはそういう瞬間のために生きている、みたいな説を漫画の中でキャラが語るシーンがあって。
今回のタコパはそういうひと時の話だったと思う。
トト子ちゃんが無限にパーティーを続けようとするとこ、終始ニコニコしてる割にかなり病んでるな…
トト子ちゃん宅に来てた若い母子は誰とは明言されてなかったけど、トト子ちゃんの両親二人で歓迎してたから家族ぐるみのお付き合いのある隣人か親戚とかかな。兄の嫁と子どもの可能性もあるな。
トト子ちゃん顔には出さないけど、何日パーティーを繰り返しても埋まらない心の隙間があるんだね…
たぶん普通はこういう部分こそ長めの回想シーンで心情を丁寧に描写するんだろうけど、おそ松さんは基本的に説明をしないスタイルですからね。
この辺の描写は、トト子ちゃんの心の隙間の問題だけにとどまらず、見ているこちらも罪悪感でいたたまれなくなりましたよ…
6つ子がヘロヘロになってるのに来る日も来る日もタコパを続けるトト子ちゃんの姿が、延々と続きを欲しがるファンと重なって見えて無性に心が痛くなるなど、した。
本筋はトト子ちゃんの心の隙間とそれに付き合わされるにゃーちゃんと6つ子の話だから、視聴者が罪悪感を感じる必要はないのかもだけど、なんか重なって見えてしまったな〜
で、6つ子の生きてる意味ね
漫画のキャラだから、“オモシロ”のために生きてるんだよ〜
…なんて言うのはドライ過ぎますかね?
でも、その証拠に(?)、松造だってオモシロでお金稼いだり昇進したりしてたじゃない、
オモシロ力発電くらいあってもおかしくない世界なんだ。
そして足を引っ張り合って空回ってる6つ子はいつ見ても面白いです( ´艸`)
にゃーちゃんが松野家に来て最初のうちはすごく居心地悪そうで、めちゃくちゃかしこまってて、でも、フッと和んだ瞬間があって、そこでえいがの高橋さんのテーマが流れたのはホロリときました。
その他のキャラでは、銭湯でハタ坊が謎のキラキラした洗剤?で旗を洗うの面白かった。あれは何の液体なの…
キャラの作画が安定して高レベルだったですね!
トト子ちゃんもにゃーちゃんも嬢も可愛いし、いちまっちゃんももちろん可愛い。
EDは画が無くて、ひたすらスタッフさんの兄弟序列が書かれてるのを眺めるだけのEDでしたね。長男・次男・長女がめちゃくちゃ多いな。
私がお名前見てわかるのは、監督と脚本家と音楽の人、あとは名前よく聞く作画の人くらいで、眺めつつ、この人は長男だったんだ〜!とか知れて面白かったです。
今回の劇場版はえいがやヒピポの時みたいな謎の要素はこれといって無いし、話もシンプルで情報量もそんなに無いからか、後を引くあの感じはあまり無かったかな。繰り返し見ずにいられないような感じではないけど、一度自分の中で消化してから、もう一度観ようかと思います。あとパンフ買って見どころとか見落としてたとことか仕入れてからまた観るといいかな〜