助けてお金が… | 認知症の義母と嫁の私

認知症の義母と嫁の私

認知症の義母との話つづります



今日義母の家に行くと、

「お母さん。」

「光ちゃん○○(長男)が銀行のお金をからケツにしとるんじゃ。」

「お母さん。○○(長男)はそんな事せんし、○○銀行は、解約したんよ。だから、○○銀行にお金あるから大丈夫よ。」

「そうか。何にも言ってくれんからわからんが。」

「ごめんな。お母さんパニックじゃったから。」

「ほんならえんじゃけどお金が入っとらんからビックリしたんじゃ。」

「ごめんな。」

「面倒かけてすまんなー。」
で少しは落ち着いた。

良かった。

「お母さん。薬のんだっけ?」

私が忘れていた。

「飲んだと思うがなー。」

「ありゃ。薬のゴミがあった。ごめん。ごめん。」

マジで忘れていた私。

どうする~。

「ジュースがないんじゃー。」

「わかった。明日買って来る。」

「日銭がないから生活が出来んのんじゃー。」

「そうなー。」

「2~3万持ってきてくれる?」

「わかった。○○(長男)に言っとくからな。」

「頼むわな。」

と今日もお金の話をしたが顔は穏やかな顔をしていた。

「お母さん。ダブルソフトなかったから普通の食パンにしたよ。」

「うん。ダブルソフトなかった?」

「うん。売り切れとった。」
でここで叉口座の話を繰り返した。

通帳もないから再発行して欲しい。

印鑑もないから持って来て欲しい。

同じ繰り返し。

でもまーお天気が悪いわりにはいいか?

と私は思っている。

義母には否定せず、納得いくまで話す。

これしか今の私には出来ない。