あなたを知っていくうちに。
というタイトルの歌。たぶんCMでよく流れたりしているので、聞いてみたら、あー、あれか!と思うはず。
ミュージカル「王様と私」の中で流れる曲です。
20歳前後か10代終わりに見たときは、あまり好きな話じゃなかった。
なんか植民地的な発想もあるし、エピソードもぶつ切れだし。
でもダンスシーンはきれいだった。だから最近、見直したのですが、まったく色合いが違って見えた。
人と人が出会う意味とか喜びとか。
それかきちんと描かれた作品でした。
タイに行ったせいもあるのですが、作り手がタイの文化に憧れ、ときめいているのがわかる。
最初に見たときに違和感を感じた謎の劇中ミュージカルは、タイの踊りや音楽を取り入れたい!素晴らしい、知ってほしい、というそんなワクワクした気持ちからだと思う。
実際、もう一度見たいと思うぐらいきれいだったし。ちょっとユル・ブリンナーの演技があまり好きじゃなかったのかも。
恋愛感情とかだけじゃなく、違う価値観を知って、気持ちを添わせていく。
異文化だけじゃなく、地位や男と女ということも吹き飛ばして、気持ちひとつで向き合う。
自分を変えていくことの大変さや、その負けることすら喜びだったり。
人と出会うことで自分も発見できるんだと思いました。
となると、かの有名なShall We Danceもいいけど、こちらの曲が響いてくるんです。

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シルヴィ・ギエムの舞台を見てきました。
今回はチャリティの意味もあり、岩手を含む特別ツアー。
マイケル・ジャクソンにも言えるけど、天才的なダンサーって、すべての動きが音楽とピタリと寄り添っている気がする。その人自身が音楽になるというか。
普通、踊るときは、音を耳にして動くから、どうしても音と完璧にシンクロするのが難しい。
音速で動けない限りは、いくらプロでも、絶対に気づかない程度のテンポの違いはある。
でも、ギエムはそれができるんだなぁ~と気づきました。
プリンシパルたちと踊っていると、みんなテンポがそろっているのに、まばたきぐらいの差で、あるかないかぐらいでギエムだけ速い。みんなが遅いのではなくて。
人間の能力より、ほんの少し鋭い。
マイケルも天才だけど、ギエムもやっぱり天才で、体が音速でビートを刻める人なんだ。
そして、日本のためにと、踊ってくれてうれしかった。ありがとう。
ちなみに話はずれるけど、指揮者のダニエル・ハーディングも来日中に地震を経験し、かなり早く春先にチャリティ公演をしていました。余裕も情報も取りこぼして行けなかったけれど。
ハーディングはかなり以前、デビューしたての頃、オペラの指揮をしていて、私の中でベスト3ぐらいに衝撃的な、興奮するステージを見せてくれたけど、才能を惜しげもなく使ってくれて、天才って、本当にいろんな意味で豊かな人たちだ!
そんな人々から、ちょっとずつ、様々なものをもらって日常が成り立っているんだなぁ、としみじみ。
ありがとう。


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植物ラブ!なので、手っ取り早く幸せ気分を味わうなら、まず花、木を求めます。切り花買ったり、公園行ったり。
もんもんとしていた20代後半は、一瞬、英国キューガーデンの付属の学校に行きたいと思ったことも。調べたら、植物界のエリートすぎてあっさり断念しましたが。
基本はたいがい好きですが、無条件に仲良し!と思っているのが、蓮の花。仏教のイメージもありますが、それを越えて愛しているのは、小さい頃、蓮が咲く池によく遊びに行ったから。
子供サイズだと目線も対等ぐらいで、ぬかるみから葉が広がり、伸びているのも、透明な上澄みにおたまじゃくしがいたりするのも楽しかった。
その豊かさを見ると、こんなふうになりたいと、憧れもわく。
そんな睡蓮を満喫できるのが、意外にも、伊豆のバナナワニ園。バナナもワニも興味はなくて、行き当たりばったりの時間つぶしのつもりが夢中に。
人間が乗れるようなサイズのものもあったり。
日差しが差している、睡蓮の池を見ると、本当に天国ってこんなところ?と思わせてくれる場所でした。

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