【ウェリントンAFP=時事】ニュージーランドの北島東岸マヒア沖でこのほど、人間と遊ぶのが大好きな野性のオスのイルカと一緒に真冬の海をウエットスーツで泳いでいた女性が、遊び続けたがるイルカに浜辺に戻るのを邪魔され、ブイにしがみついていたところを救出される騒ぎがあった。女性は疲れ切り、救出されなければ危険な状態だったという。地元紙が伝えた。(写真はオークランド沖ハウラキ湾のイルカたち)
このイルカは2年以上前から浜辺近くにすみ、「モコ」と名付けられている。昨年3月には、砂州と浜辺の間に迷い込んだ2頭の小クジラを外海に誘導して助ける姿が目撃されるなど、地元では有名な存在だ。モコはいつも、水泳をしている人やボートに乗っている人を遊び相手にしているという。
女性は当時の状況について「かなりの間、モコと泳いでいたの。泳ぎは得意だし、最初は何も心配していなかった。でもしばらくして、わたしは帰りたくなったのにモコは遊び続けたがった。わたしは疲れ果ててパニックに陥りだしたの。気が付けば海の真ん中で一緒にいるのは野生動物だけだし、周りには誰もいないし、すごく不安だった」と話した。
浜辺にいた人々が女性の悲鳴を聞いてボートで救出に向かったが、その中の1人は「われわれが着いてみると、女性はブイにしがみついて死ぬほど凍えていた。完全に疲れ切っていて、そのままにしていたら精根尽き果てていただろう」と語った。
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ププ!モコだって!w 要注意よ
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