歳をとると色々不具合が出てきたので、昔から通っている西所沢の中国整体に行くために平日休みを取り、その整体治療の帰りに麺活です。
伺ったのは、京王井の頭線高井戸駅から徒歩8分くらいにある【塩そば時空】
店名に塩そばと付いちゃ塩好きは行かねばなりませんから。
この日は強い雨が降ったり止んだりの天気で、気温29℃湿度79%で蒸し暑い日💦
到着時14:13で外待ち2人に接続。3分くらいで中待ちになったところで店員さんが暖簾を下ろし終了。危ない😅
店内は和風な内装でV字カウンター8席と中待ち席2席の空間でBGMはJAZZ。厨房は奥で調理の様子は見えません。厨房に店主さん、カウンターに男性店員さんの2名体制。
店主さんは広島広陵高校野球部出身。18歳で大阪に出てきて天ぷら職人になりましたが、2年前に突然倒れた亡き父様のバイクで瀬戸内海へ出かけ、広島三原市の「塩そばまえだ」の一杯に感動し(店主さんに確認しました)、ラーメンの道へ。それも住み慣れた大阪から東京で勝負という男気の人。
食べ終えたお客さんと入れ替えでカウンター席に着席。私の後ろの人が最終でした。
メニューは「塩そば」「裏醤油そば」の2種類でトッピングとサイドメニューのバリエーション。「塩そば」はスープ、タレともに乾物のみ、「裏醤油そば」は鶏豚清湯でどちらも無化調、自家製麺です。
「特製塩そば」とハートランド🍺を口頭オーダー。すると店員さんから「本日、軟骨つくねが売り切れてしまい、その代わりに味玉が入りますが宜しいですか」との確認があったのでOK牧場と答えます。
後会計方式。卓上グッズは無し。
まずはハートランドが登場です。良く冷えた小瓶にハートランド専用グラス。そしてあてに鶏チャーシュー&葱だれとメンマをサービスしていただきました。このあて付きに思わずにっこり。
ハートランドは癖がないので食事時にピッタリですね。ビール飲みたいときは、キリンラガーか赤星ですね。ハートランドをグイっとやって生き返ります。
そしてあてで出していただいた鶏チャーシューもメンマもメッチャ美味しい。ビールのあてに最高ですね。味付けが絶妙で、これにはビックリしました。
ビールを飲み終わってすぐに店主さんから着丼です。
トッピング類は端に寄せて麺線を見せる「塩そばまえだ」スタイルですね。
トッピングは、煮豚は売り切れで低温調理の豚肩ロース肉チャーシュー、端肉チャーシュー、つまみでもいただいた大山鶏鶏むね肉の低温調理、メンマ、味玉、九条ネギのラインナップ。
丼は美濃焼の快山窯。独特な風合いの陶器で現代表の父(塚本快示)は人間国宝だった人快山窯 (kaizan.net)
早速スープからいただきます。
ずずずぅぅぅううう~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!まいぅ~~♪
乾物だけの出汁とカエシとの事ですが、アッサリ和風出汁で繊細な味わい。天婦羅職人出身だけに細やかな日本人の琴線に触れる味に仕上げています。素材は想像ですが本枯節がメインにイリコ、利尻昆布、鮭節も使っているかな。メインの鰹節は本当に良いものを使っている印象です。若しかしたら手火山式陪乾製法の鰹節?
カエシも優しい塩で角は全くありません。香味油は太白胡麻油かな?
麺はエッジが立った細麺ストレート麺。日清製粉の麺双力を使用した自家製麺。
茹で加減ジャストでしなやかで啜り心地もナイス。小麦の溶け出しがやや早く後半まったりしてきます。
トッピングのチャーシューで一番気に入ったのがつまみでもいただいた大山鶏の鶏むね肉の低温調理。しっとり柔らかくて低温調理では無くて蒸したのかな?その味つけが絶品で麺丼の中よりもつまみでいただいた方が好きでした。単体でかなり美味しいチャーシューです。お酒のつまみに最適!大判で食べ応えもあるサイズでこれが2枚。
豚肩ロース肉の低温調理も中々の美味しさ。こちらの味付けも凄く好み。薄切りの大判の物が2枚。(本来は煮豚と各1枚)
チャーシューの端切れは薄味なのでスープに浸してパクリ。
メンマは細切りでつまみでいただき美味しかったもの。店主さんの味付けが自分の好みにピッタリでメッチャうれしいです。メンマも鶏チャーシューもつまみの方が美味しく感じました。
麺量は130gくらいでサクッと完食。スープの美味しさが光る逸品でトッピングの具材の美味しさも中々でした。食べ終わって最後の2人だったので店主さんが出て来てご挨拶しましたが、店主さんの満面の笑みで「ありがとうございました」に感激。
ご馳走様でした。ヾ(@^▽^@)ノ
昨年からの新店ラッシュですが良いお店が多くて嬉しい悲鳴。再訪したいのにできないお店が多数。だって良さそうな新店が多すぎるから😅