8月上旬、新店の【富喜製麺研究所】を訪問。こちらのお店は、熊本発で創業が明治35年の村上製麺所から独立した熊本の有名店に麺を卸している老舗製麺所が手掛けるラーメン店との事。熊本地震で益城町の工場が被災し、会社存続の危機に3代目が仮設で1杯500円の豚骨ラーメン屋を開設したことからスタート。冷凍自販機での販売も行い、今では益城本店、下通店、熊本駅店の3店舗、千葉にFCで1店舗あるそうです。
場所は六本木交差点から外苑東通りを南下して徒歩2分くらい。大きな袖看板が出ているのですぐわかりました。お店の前は祝花が凄いことになっています。
券売機の前に3人ほど並んでいましたが、順番が来てハイテク券売機のでチケットを購入します。メニューは、
「鰹昆布水のどごし生麺」1300円、
「罪なき二郎」1500円、
「中華そば」1200円とサイドメニュー&トッピングのラインナップ。
暑いし、製麺所なので麺が売りだと思ったので【鰹昆布水のどごし生麺】を購入し店員さんに席に案内されます。
店内は厨房前にI字カウンター5席、4人卓x3。私は4人卓に2人相席で着席。チケットの番号が11番だったのでカウンター5人に2人×3卓で最後の1席でした。ラッキー。(*^-^*)
お値段は全体的に高め。六本木の家賃を反映していますね。「罪なき二郎」というJ系を提供しているのが面白いですね。罪なき二郎は「ヤサイ・ニンニク・アブラ・カラメ」の無料トッピングの他「麺増量」も無料です。どのくらいまで増せるのかは不明。
回転はやや遅め、提供まで時間がかかっています。約14分ほど待って着丼でした。
店名が入った小さめの丼にたっぷりの鰹昆布水に浸かった麺が綺麗にそろえられています。丼の富喜三製麺の三は三代目の三かな?
麺丼には氷が一つと砕いた氷が少し入っています。鰹昆布水を冷蔵庫で冷やせばよいのに氷を入れるのは???鰹昆布水は常温です。
ここからは推測ですが、熊本のお店ではつけ麺のつけ汁は暖かいようです。東京の猛暑の中の開店で、麺も冷やし、つけ汁も冷製に変更したのでは。食べログ見ると最初の頃のメニューの価格が違っているので冷製にすることで価格を上げたのかも?食べログの開店日のメニュー写真ではこのつけ麺が1100円、中華蕎麦も1100円、二郎系は1200円でしたから。
つけ汁にはチャーシュー、メンマ、かなり薄切のネギがタップリ。そしてこちらにも氷が入っています。
まずは麺だけをいただきます。
麺は平打ちストレートの多加水麺。全粒粉が練りこまれていますね。
ずずずぅぅぅううう~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!まいぅ~~♪
流石、製麺所の自慢の麺はめっちゃ旨い!!! トロンとした鰹昆布水を纏った麺は唇に吸い付く様な食感でたまらなく美味しい。タイプとしてはガチ麺道場の冷香麺の麺に近いタイプ。そしてこの羅臼昆布と鰹節厚削りの鰹昆布水が激旨でこれだけで満足しちゃいそう。
卓調で藻塩と酢橘がありましたが相席で遠い場所にあったので未使用。
普通だったら藻塩でいただくのですが、無くても全然行けます。そのままで1/3くらい食べちゃいました。
つけ汁に浸けていただきます。
ずずずぅぅぅううう~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!まいぅ~~♪
つけ汁は魚介系醤油清湯つけ汁でやや濃い目。醤油が結構前に来ているチューニングで魚粉のざらつきも少しありますが許容範囲。節の旨味と醤油の強さで食べさせるつけ汁ですね。つけ汁も常温なのですが氷が入っているのでだんだん冷たくなっていきます。
麺丼にも氷が入っているので麺が段々硬くなっていきますが、その変化も面白いですね。これは狙っているのかな?
つけ汁の中にはチャーシューが2枚。最初くっ付いているので1枚かと思いましたが薄切チャーシューが2枚でした。つけ汁が氷で冷たくなる前にいただきました。
メンマもつけ汁の中に2本。薄切でつけ汁の味に染まっています。
麺をいただいた後、昆布水をレンゲで掬ってつけ汁と合わせて半分くらい飲んでFINISH。麺量は200gくらい。つけ麺としては足りないので大盛推奨ですね。麺がめちゃ美味しいので、汁そばも食べてみたいですね。汁そばは、中太麺と極細麺が選べます。二郎系は極太麺のようです。
つけ麺もまだまだブラッシュアップ出来そうです。
六本木にもいいお店が出来ましたね。他にも行きたいお店あるし。
ご馳走様でした。ヾ(@^▽^@)ノ
帰る時は外待ち10人以上でした。朝までやっているようなのは六本木ですね。