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1月下旬の休日、一度臨休で振られた【中華そば まるじを再訪問。シャッターズはほぼいないとの情報だったので開店時間を目指して3分前に着くとPP。先に一人おりましたが、『成城青果』に並んでいる人でした。

 

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「中華そばまるじ」は昨年11月オープンですが、週3日営業なのであまり話題にもなりませんでしたが、同じグループの成城青果の店主さんが味づくりをした姉妹店。

場所は芦花公園北口で成城青果の並びで手前にあります。夜はやきとんまるじとなる居酒屋メインの昼3日営業ラーメン店。営業時間は11時~14時。

 

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店員さんが暖簾を掛けて定刻オープン。私一人でした。

券売機でチケットを購入します。

メニューは「醤油そば」「鶏塩そば」で並、中、大の3種類にトッピング、サイドメニューの構成。ご飯ものはガーリックライス・セットメニューもあります。

 

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デフォルトの醤油と鶏塩が750円と嬉しい価格設定。鶏塩そば750円と味玉100円のチケットを購入し店員さんに渡します。店員さんは中年男性2名。ラーメン屋さんというより居酒屋さんの雰囲気ですね。

 

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店内は厨房前にカウンター6席。居酒屋営業の時はサイドの方も席を作るのかな。ゆったりしたカウンター席で一番奥の席に案内され着席。後客2名。

 

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少し待って着丼です。

木のお盆に乗って後ろから配膳されました。カウンター越しじゃないのが何故か新鮮です。

 

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小振りで縦にくぼみがある面白い形の丼でラーメン丼に見えないところがミソ。

 

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鶏塩ですが半濁で醤油っぽい薄い色のスープにチャーシュー、メンマ、ほうれん草、味玉のトッピング。葱はありません。丼の内側に細かい鰹節のような粉末が少しついているのですがなんでしょうね。

 

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早速スープからいただきます。

ずずずぅぅぅううう~ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!まいぅ~~ラブラブドキドキ音譜

半濁のスープは鶏豚の旨味とコクが詰まったスープで色は醤油ですが味わいは塩。スープの中に白く浮かぶのは背脂でしょうか。旨味がガツンときてスーッと後引くスープですね。こりゃ旨いや。この背脂の甘味もプラスして大好きなタイプ。もしかすると掃湯(サオタン)なのかもしれませんね。

掃湯(サオタン)は中国の技法で、最初に白湯スープを作り、更に挽肉等を加え、旨味を加えると共に濁りを取り除き、澄んだ清湯スープを作る、という技法のスープです。

味わいは別物ですが先日いただいた桜上水船越と同じように清湯なんですが白湯手前で止めたような感じのスープです。

 

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魚介清湯の成城青果のスープとは全く異なるアプローチでお店同士は同じ並びにありますが別物なので棲み分けが出来そうです。

 

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麺はエッジの効いた中細で微ウェーブ麺。加水がやや低めで確り茹で切っておりしなやかで優しい食感。スープの持ち上げがとてもよく鶏豚の旨味と小麦の味わいの奏でるハーモニーがナイス。

成城青果は柴崎亭御用達の田村製麺でしたがこちらも田村製麺なのでしょうか。麺箱見えずわかりませんでした。

 

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トッピングのチャーシューは部位がはっきりわかりませんが見た感じは腕肉でしょうか。厚みのある煮豚で味は抜け気味ですが柔らかく煮こまれており、スープを吸って美味しくいただきました。厚みがあってボリュームも満足できるもの。

 

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メンマは、柔らかめの太いメンマが2本あり、いただいてみると味付けは確りで柔らかく歯ごたえは無いメンマで好き嫌いが分かれそうです。味わいは良いのですが、コリっとした食感が欲しかったです。こういうのが好きな人もいらっしゃるので好みの問題です。

 

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ほうれん草は良い箸休め。やっぱり青菜が入るとホッとしますね。一方、薬味のネギが入らないのも特に違和感はありません。スープが動物系だけだからでしょうか。

 

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味玉はやや茹ですぎでしたが、ほっとする美味しさ。塩味が程よく効いて美味しくいただきました。

 

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サクッと完食。スープも美味しくて残せず完飲。

成城青果とは全く異なる味わいでこちらもいいですね。これから人気店になることでしょう。

夜の「やきとんまるじ」でも締めにラーメンを出しているようなので、飲みと一緒にいただくのも良いですね。

ご馳走様でした。ヾ(@^▽^@)ノ