八王子まで来たら1軒では帰れません。(笑) 1軒目が想定以上のボリュームで結構腹パンでしたが、隣のお店でもう一杯いただくことに。
【鴨中華そば楓】
こちらも一軒目の歩き出せクローバーの井川店主のお店です。
円形のガラス窓が特徴的なファサードですね。壁は石張りで高級感がありますね。
こちらのお店は店名通り鴨ラーメンのお店で、
紀州鴨を使用した醤油の紀州鴨中華そばと
鴨に蛤を合わせた紀州鴨蛤塩そばがメインメニューです。
普通なら塩派なので紀州鴨蛤塩そばを選択するのですが、こちらで興味を持ったのが紀州鴨まぜそばでした。過去レポを見ると味噌を使用したまぜそばとは珍しいのでこれを選択。
こちらのお店は色々楽しめるメニューがあります。
麺とご飯もののセットメニューやつまみとビールの晩酌メニュー、麺量は選択制で同料金。連食でなければ晩酌セットで一杯やって麺で〆るのがいいですね。
入店すると奥が厨房で厨房前のカウンター席6席とその手前に4人卓×3でゆったりとした空間です。壁は真っ黒でカウンターは木製、ランチョンマットは槐色でアクセントとなっています。店員さんは若い男女各1名の2名体制。BGMはJAZZ。
女性店員さんにチケットを渡し、麺量を200g→150gに減らしてくれるようにお願いしました。予定では1軒目150gで2軒目200gの予定でしたが、逆になっちゃいましたね。というか1軒目の麺量もっとあったかも。雲吞もボリュームあったので。
卓上グッズは粉山椒と黒七味。レンゲと箸は箱の中です。
お冷やはサービスしていただきました。こちらのお店も接客は凄くいいですね。店主さんの方針が徹底されている感じです。
卓上には追加メニュー一覧があり、お腹に余裕があれば色々試したいものが沢山ありますね。連食しないで1軒ならさらに楽しめそうです。
少し待ってカウンター越しに笑顔の男性店員さんから「麺少な目のまぜそばです」と着丼です。
中央に卵黄がありその周りには鴨チャーシュー、焼き葱、ベビーリーフ、紫タマネギ、刻み葱、味噌、フライドオニオン、酢橘。上から軽く山椒が振りかけられています。
少し深さがある皿に盛りつけられています。
鴨チャーシューはスライスしたものが2枚、ブロック状のものが2個。ベビーリーフは見た目も良いし、まぜそばには珍しいトッピングですね。
鴨チャーシューがかなり厚いスライスで食べ応えも有りそう。
味噌には色々入っていそうですね。
麺と具材をずらすと底に醤油ダレが見えます。
麺を下から引っ張り出すと中太平打ちのちぢれ麺が出てきます。太さも不揃いで手もみの縮れも不規則で良さそうですね。タレに浸かっていた部分は茶色に染まっています。
2～3本つまんで啜ってみると、醤油ダレに鴨脂の旨味でナイスですよ。そのまま食べちゃおうかと思いましたが、味噌が食べたかったんだと思い直します。
全体をグリグリ混ぜていただきます。
ずずずぅぅぅううう～～ヽ(*´∀｀)ノ ｷｬｯﾎｰｲ!!まいぅ～～
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味噌は鴨ミンチ・ネギ・牡蠣・生姜・ニンニクを鴨油で炒め鴨スープと八丁味噌で煮たもの。八丁味噌の深いコクと芳醇な香りに鴨ミンチやニンニク生姜が効いてが中々美味しいですね。麺を減らしてもらったんでその分やや味が濃い目になっちゃったかも。味噌の味が強いので醤油ダレや鴨脂の味わいがマスキングされるのは仕方がないのですが、もう少し醤油ダレと鴨脂も味わいたかったのが本音。
麺は"春よ恋 生一本"を軸に数種の国産小麦で製麺された手揉み麺の自家製麺。歩き出せクローバーの46.5%程ではないですが多加水麺でしっかり茹でられたモチモチ麺ですが熱々では無いのは一度水締めしたのでしょうか。冷たくは無いのですが熱々の麺で食べたほうが味噌の風味も立って美味しいのにと思っちゃいました。
中央の卵黄を崩し、絡めると味が円やかに。更にベビーリーフで麺を包んでいただくと味噌味が濃いので丁度良い感じですね。
トッピングの鴨ロースチャーシューは2枚。鴨のお店だけに流石にしっとり旨い鴨肉です。
かなり厚みがあるのですがサクッと噛み切れ味付けは薄目。
ブロック状の鴨のモモ肉は炭火幽庵焼きでコリっとした硬めの食感。
食感の違う2種類は嬉しいですね。
焼き葱は鴨にピッタリ。
味わいが濃いので終盤少し単調さが気になりましたが酢橘でさっぱり味変は良かったですね。サイドでスープがあると嬉しい鴨。
麺量減らしてもらったのでなんとか完食。
ご馳走様をして退店。退店時、女性店員さんが入口までお見送りしていただきました。
井川店主の教育で接客は完璧ですね。
ご馳走様でした。ヾ(＠^▽^＠)ﾉ