- まえがき -
私は、地方都市の某携帯電話ショップに勤めている、現役の店長です。
店長職としての仕事は7年目となりました。
この本は、どこにでもあるような街の携帯電話ショップで、私がこれまで経験してきたエピソードを紹介しながら「仕事の意味」について考える、ちょっと変わったビジネス書です。
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私はこれまでの十数年、いくつかの店舗を経験するなかで、社会人として大切なことを本当にたくさん教わってきました。私にとって職場は学校でした。
すべてのエピソードが実体験の実話であり、今まさに現場で実践している内容でもあります。
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「あなたは今、何のために働いているのでしょう」
この質問に、あなたは何と答えますか?
「生活のため」「お金のため」と答える方も多いでしょう。
でも、考えてみてください。
生活やお金のためだけに一日の大半を費やすのは、もったいないと思いませんか?
これは、とくにひとりでも部下のいる上司の方にも考えてみてもらいたい質問です。
その会社が働きやすい職場であるかは、上に立つ人たちが大きく影響しています。
というのも、私も部下を任される立場になってあらためて実感するのですが、上司は部下を選ぶことはできるが、部下は上司を選べないからです。
その職場が働きやすいかどうかは、上司と部下の関係にあるのです。
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現場において一番大事なことは、社員の成長です。
[何のために、この会社で働いているのか?]
私の体験を通して、自分の働く意味を再発見してみてください。
本書を書くにあたってご指導いただいた、すべての方に感謝いたします。
<好評発売中!>
2009年1月18日発売
-書籍タイトル-
ぼくが教えてもらった
「仕事で大切なこと」
著:福島雄一郎
出版元:ディスカバー21
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