今日は僕の誕生日です。
なんと41歳になりました。

41歳と聞くと、子どもの頃は

「とても大人だな」と思っていました。

でも実際に自分がなってみると、
自分の中の考え方や感情があまりにも幼くて、

「まだこんなに子どもなのか」と驚きがあります。


母親と一緒にいた時間の中で、

僕自身の時が止まっていたせいもあるのかもしれません。

きっと、母親の精神は、僕以上に幼かったのでしょう。

さて、誕生日といえば、皆さんはどんな思い出を持っているでしょうか。

僕の母親はとんでもない人でしたが、

不思議なことに、毎年僕の誕生日だけは、

ホールケーキでお祝いしてくれていたような記憶があります。
プレゼントは、だいたい僕がリクエストしたゲームでした。

一年に一度、ロウソクの火を消すその瞬間だけは、
(ちゃんと愛されているかもしれない)
そんなふうに感じられた気がします。

しかし、僕が高校生のある年、
母親はギャンブルの影響で、本当にお金がありませんでした。

その年の誕生日は、ホールケーキではなく、

小さなショートケーキが1個。

プレゼントもありませんでした。

そのことが、とてもショックでした。

(とうとう、ここまで来たか……)

母親の中で、僕の存在が

ギャンブル以下になってしまったように感じました。

母親の機嫌を損ねないよう顔には出さなかったものの、

心の中では、深く落ち込んでいたのを覚えています。


その日、ひとつ決めたことがあります。
もし将来、僕に大切な人ができたら、
絶対に同じ思いはさせない。
毎年ホールケーキもプレゼントも用意して、
盛大にお祝いしよう、と。

その約束は、今でも守り続けています。

実は、僕も家族も甘いものがあまり得意ではなく、
ホールケーキを食べ切るのに毎年ちょっと苦労しています。

それでも、僕のこだわりに付き合ってくれている家族に感謝です。