ずっと 泣きたかった
ずっと 泣けなかった
涙枯れるまで 泣いて
いっそ 忘れてしまえたら
眠れない夜
瞼閉じるのを恐れて
かすかな光に頼る
キミがいるんだ
まだココに
離れないんだ
想い出が
切なくて押し潰されそうな夜
一人もがくアタシは
キミに救いを求めてしまわぬよう
誰かの優しさを求め彷徨う
弱い人間なんだ
アタシは
強くなんて
なれそうもない
ずっと 泣きたかった
ずっと 泣けなかった
涙枯れるまで 泣いて
いっそ 忘れてしまえたら
眠れない夜
瞼閉じるのを恐れて
かすかな光に頼る
キミがいるんだ
まだココに
離れないんだ
想い出が
切なくて押し潰されそうな夜
一人もがくアタシは
キミに救いを求めてしまわぬよう
誰かの優しさを求め彷徨う
弱い人間なんだ
アタシは
強くなんて
なれそうもない
星を
手に入れたいと
初めて 思った
月に
触れたいと
初めて 思った
ただ見ているだけで
満足だった
欲しいなんて
思ったことなかった
でも 今
あの星が欲しい
手を伸ばしても
届かなくて
どんなに願っても
近づくことは決してない
そんな
どうにもならない欲求には
今まで 見向きもしなかった
でも
どうしても欲しいと
心が叫ぶ
まるで
駄々をこねる子供のように
わかっているから
アタシは
星空を見上げるのを
やめた
キミの声が好きだった
アタシの名前を呼ぶ声が好きだった
何度でも 何度でも
繰り返し名前を呼んで
アタシがココに居るって 証明して
キミの笑い声が好きだった
楽しいなってはしゃぐ声が好きだった
アタシに向ける その声が
アタシの記憶になって
キミがココに居たって
実感することが出来た
いつまで薄れずに
キミの声を覚えていられるんだろう
いつまで響いて
アタシの耳に残っていられるんだろう
もう聞くことは出来ない
懐かしい声
それでも残ってしまうのは
まだ
キミが近くにいるって
思いたいから
情けなくてもいい
キミが居た時間を
まだ
忘れたくないんだ