今日はいよいよ卒検!!!

きのう、うちのマンションの目の前に
ひろがる森から、虹が生えていた。


もこちゃのブログ



今日も、最高のいい天気。
空は真っ青で、風もここちよい。


GWだから、混んでるかなんて思った卒検。


待ち合わせの会場にはいってみると、
男性5人と、私一人の合計6名だった。


担当の検定員が部屋にはいってくる。


心なしかキンチョー。どきどき。


大型二輪、普通自動二輪のひとと、
それぞれ名前を呼ばれて、

免許などを確認する。



あれ?大型二輪は、私だけだ。

まじ?緊張するよ。


そのほかの男の人たちは、
みんな普通自動二輪。



検定の時の諸注意と、
検定の順番が発表される。


「大型二輪の、なゆちゃさん、
 一番はじめに、検定になります。」

そのあと、普通自動二輪の方がつづきます。
コースはBコースになります。と。


ええええ。
私がいちばん先?

どきどきしたけど、最初に
ぶっこんでしまった方が、ラクだきっと。

素直に受け入れよっと。



検定開始は30分後。
早めに、二輪待合室に行って、準備をした。
ストレッチもして、プロテクタもおっけ。


待合室にみんなでいると、
緊張いっぱいになってしまうので、
外にでて青空とコースをながめながら、
ハートのなかを感謝のきもちでいっぱいに満たしてた。


Bコースを心の中でシュミレーションしたり、
そうしているうちに、検定車両が出発点にじゅんびされた。


遠くに見えるぐんちゃん(cb750)に、
今までどうもありがとう。
ラスト一回よろしくお願いします。と、挨拶をした。


検定員の先生が、

「準備ができたら、初めてください」と、いわれた。



よし、いこうヾ(≧▽≦)ノ!


がんばるぞ、とは思わなくて、
感謝の気持ちで走れそうなかんじだった。


ぐんちゃんに近づいていって、
タンクを一回なでて、挨拶をしてから
法規どおりに、出発をする。


不思議とバイクにまたがったら、

緊張がなくなって、いつもどおりの自分と

ぐんちゃんの呼吸だったとおもう。


注意するべきいくつかのことも、

意識しながらはしれた。


一番気をつけなければいけないのは、立ちゴケ。

すぐに検定中止になってしまうから。


停止するとき、私は左足の親指しかつかない。

コンパスの針のように、左足の親指で、車体をささえるから、

とにかく慎重に大事にとまること。


ひとつひとつを丁寧にのっていくことをいつも以上に意識した。


そして、合図の消し忘れがおおい。
これも、ひとつのカーブを曲がったらすぐ消すことを意識。

クランクの出口などで、左に曲がるときに

膨らみやすいこと、少し手前でとまって曲がる、目線、これも大切に意識。

こんなことを意識しながらコースを走る。


発進!
加減速おっけ!40キロ出せてる、OK!
いちど危ない目にあった「坂道」クリア。
交差点→内周からの、クランク。
パイロン倒さず、気持ちよくクリア。
直線40キロ、OK!
内周からS字に入る、OK!
踏切、左右確認してクリア。
合図の消し忘れも、ちょこちょこ確認!
スラローム、いつもより速度はやい気が・・・
そして一本橋!あれ、ちょっと通過はやかったか!
そしてコースにでて急制動!よし、男前だ。
ぐるっとまわって、波状路!よし、OK!



検定の課題や、検定コース走行中は、

2ヶ月のあいだ通いつづけたコースが

本当にありがたくて、感謝のきもちでいっぱいで、

緊張なく走り切れたようにおもう。


おわって、最後の立ちゴケに気をつけながら、

左ウィンカーを出して停止。

法規通りの確認をした後、最後こけないように、

ゆっくりと大事に降りてサイドスタンドをかける。


いままでで一番きれいに、大事にはしれたとおもう。

その感謝を、ぐんちゃんにつたえて

軽くぐんちゃんに会釈する。


そのご、ぐんちゃんは片づけられて、
つぎの普通自動二輪の方の準備に入った。


そとにでて、私の走行をみていた

これから検定をうける普通自動二輪の5人に、

「ただいま~!ヾ(≧▽≦)ノ!!」って、笑顔で挨拶。

みんなでハイタッチ!

みんなが「おつかれさま~!」

「やるじゃないですか!」

「かっこよかったっすよー!」

「ぜんぜん緊張してなかったじゃないですか!」と言ってくれた。

なんかさっきまで緊張していなかった気がしたのに、

声をかけられて涙腺うるっ。


「ありがとー!みんなが見ててくれたからー」って

いいながら、次の人に

「いつもどおりで楽しんできて、いってらーヾ(≧▽≦)ノ」と、

いい音ならしてバトンタッチをして、

プロテクタをはずしながら、おへやにはいる。


はーーー終わった!!!!
あとは、結果待ちだ。


装備のいろいろを座りながらはずして、

ほかの検定をうけるひとの走行をみて時間をつぶす。


ひとりずつ検定からもどってくるたびに、
みんなでお疲れさま!って声かけあう。


全員がおわったあと、発表待ちをするのに
一時間くらいまたされ、

担当の検定員の先生がわたしたちをよびにきた。



そうして、部屋にとおされる。




すると、そこには
「卒業されるみなさんへ」

というパンフレットが!!!


えええ?合格?

やったーーー。らんらんらん。

うれしいな、うれしいなああああヾ(≧▽≦)ノ

ここまできちゃったーーー!!


そして検定員の先生が、

ひとりずつ検定の点数がかいてある用紙をみせて、

どこが間違ったかなどの指導をうける。


私は、一本橋が一秒足りず、マイナス5点
スラロームも1秒足りなくて、マイナス5点
・・・の90点合格だった。

70点以上が合格のなか、

自分でもよくやったなって思った!


コース走行は、パーフェクトに走ることができた。

これは褒められた。

いままで、ぼろぼろだったのに本当によかった!!!!


そうして、卒業証明書をもらって帰る車のなかで、

うるっとしてしまった。

ここまで支えてくれた人たちに、

お礼の電話やメールなどをして

感謝の気持ちをつたえた。



ああ、ずっとあこがれ続けたものが

手に入ったんだなあって。

よろこびをしみじみかみしめた。

20年前に諦めてたもんなー、って。

なんでもチャレンジしてみるもんだなあっておもった。


このチャレンジは、私にってすごく大きなもので、

それをナニクソ!と、クリアできたことが

本当にうれしくてたまんないです。



やりきる。


やりとげる。


挑戦する。



よかったな、って思います。






ありがとうございます!