体の表面には、各臓器に対応する 反射区 があると考えられています。
この反射区を刺激することによって、それらの臓器に刺激を与えることができます。
リフレクソロジー(反射学) とは、それによって臓器の不調を読み取ったり、
臓器のバランスを整える補完療法です。
19世紀に、アメリカ人医師ウィリアム・フィッツジェラルドが、
全身を10のゾーンに分ける「ゾーンセラピー」を開発し、
現代のリフレクソロジーの発展に影響を与えました。
とはいうものの、リフレクソロジーは各国の伝統医学で昔から行われており、
各地域において、それぞれ独自の発展をしています。
たとえばロネ・ソレンセン式のフェイシャルリフレクソロジーでも、
南アメリカ・インディアンチャートと、
4種類のベトナムのチャートを使用しています。
トリートメントするのは同じ顔なのですが、
ある場所を押したときに、
あるときは腎臓の反射区だったり、
あるときは膝の反射区だったりします
そこが混乱するところですが、
国が違えば考え方ややり方が違うもので、
なおかつ今でも伝わっているということは
何かしら効くということなのだから、
深く考えずにいいとこどりをしている、ということにしましょう
ちなみに、「マッサージ」は、
筋肉の疲労を解消し、健康を増進する目的で提唱されたもの。
どちらも同じような効果が出る場合がありますが、
この二つにはこのような違いが、実はあるのです。