ユキの良き理解者であり
わたしの相談相手に
悲しい出来事があった。
わたしは泣いてるあの人に何もしてあげられない。
何も声をかけられない。
それはわたしが経験したことのないことだったから。
ユキの病気がわかって、ありきたりな励ましや
励ましてくれてるはずの一言に
傷ついたり、もやもやしたり。
そんなことがあったから。
何もしてあげられないのがもどかしい。
なんて声をかけたらいいのかわからない。
なんて役立たずなんだろう。
あの人は、勇気を出して、縋りたくて
どうしようもなくて。
そんな気持ちで話してくれたのに。
なのになんでわたしは
気の利いたことが言えないんだろう。
うんうん。って頷くだけ。
きっとみんな、それだけで救われる。って
言ってくれる。
でも、でもやっぱり、あの人の心を
軽くしてあげられるような
前向きになれるような。
そんな一言をかけてあげたかった。
状況は違えど、悲しい。苦しい。不安。孤独。
そんな感情をわたしはたくさん知っているから。
何をしてあげればいいんだろう。
何か。何かしてあげたいのに。
思いつくそのどれもが、逆に傷つけてしまいそうで。
そんな臆病な自分も。
とっさに気の利いたことが言えない自分も。
本当に嫌い。