ヨシベの本 | 暮らしを紡ぐ

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コツコツと繰り返される毎日の暮らし。そんな中でも仕事や人との出会いや家族との時間を通して、確実に何か大切なものが紡がれていってるように思います。それが何かを探る旅はまだまだこれからも続いてゆきます・・・。

家にいるときはいつもルームシューズをはく。/青木 好能
¥1,470
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な、なんと。

ヨシベ(義姉)の本が、先日10日に「主婦と生活社」より発売されました。


ヨシベという人は、自分で「dolittle」という可愛らしい名前のブランド名で、ルームシューズをコツコツと作っています。自宅のキッチンの一角にある、これまた可愛らしいアトリエから、一足一足新しいルームシューズが誕生しています。


そんな努力が実ったか、

幼い頃からの手作り好きと、モノ作りへのしつこいまでの執念が実を結んだか、

ここへ来て、「一冊の本」という形にまとまったわけです。


これまでずっと「モノ作り」と向き合い続けてきた人にとってこれは、本当に喜ばしいことだろうと思う。


オニジとヨシベが付き合いだしてからだから、そんなにヨシベのこれまでの人生を私は知っているわけではないけれど、でも、きっと色々な時期があっただろうなと思う。


順調な時期。そうでない時期。と、色々。


なかなか上手くいかなくて、家で一人、布と向き合いながらどんよりしていた日もあっただろうし、トントン拍子に話が進みワクワクしてたまらなかった日もあっただろう。


こうしてまとまった素晴らしい本を見ていると、そういう背景はなかなか分からないけれど、

私はこの「一冊の本」を通して、ヨシベという人のこれまでの歩みまでを受け取ったような、そういう真摯な気持ちになりました。


そうそう、ヨシベは私の義姉だけれど、実は私のほうが年齢的にはお姉さん。

そういう意味では「私も自分の分野を頑張らなくっちゃ」と、あおられます。


相変わらず、あおられまくりの30代。

大好きな女子バレーで例えるならば、控えの選手がいつベンチに呼ばれてもいいように、ずっとアップ(一人ジャンプ)しているような・・・。そんな生き様で、明日を信じて、頑張るぞ。


それと、最後にもうひとつ。

この本の、長いタイトルが、またいいなと思います。