笑かす奥さん。 | 暮らしを紡ぐ

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コツコツと繰り返される毎日の暮らし。そんな中でも仕事や人との出会いや家族との時間を通して、確実に何か大切なものが紡がれていってるように思います。それが何かを探る旅はまだまだこれからも続いてゆきます・・・。

うちの旦那さんのタコシ君のおはなし。


この数ヶ月、タコシ君は本当に忙しそう。

毎日のお仕事に加え、自分のやりたいデザイン活動のために更なる時間をひねり出してる。


だいたい平日は夜帰ってから二人でご飯食べて、ちょっとテレビとか見て笑って、

それからタコシ君は自分の城へこもる。


寝るギリギリまで、作業。

時には楽しそうに軽快なリズムでカッターで何やら切ったり、模型を作ったり、デザイン案を書いたり。パソコンいじったり。でも、時には苦しそうな顔をして、アイデアノートと向き合っていることも。


タコシ君には来年に向けた、ちょっと大きな目標があるので、

それを達成して、自分に自信と実績を身につけるため、今はそれに賭けて頑張っているみたい。


週末は週末で、一日家にこもって作業したりもしている。


とっても楽しそうだし、とっても大変そうだ。


そういうキリキリとした精神状態をよく保てるなあと、隣で見ていて感心してしまう。

毎日がプレッシャーだろうし、毎日が締め切りだ。


最近はとみに忙しさが爆発気味のようで、風邪もひいちゃって疲れ気味のタコシ君。

朝起きた瞬間「疲れた~」なんて言ってる。

昨夜も隣りで死んだように眠る疲れたタコシ君の顔を見て、「のお~よくがんばっとるよのお~」と思い、ちょっとジーンとしてしまった。


昔、ある男性に「何かやりたいことがある男の人は必ずものすごい苦しい時期があるから、そういう時こそ支えてやってね」と言われたことがある。時たま、その言葉を思い出すことがあるのだけど、私は何をしてあげてるかなあと考える。たいしたことは、ほとんどしてあげられてないかも。でも、結局いつもそういうことを考えると二つの結論に行き着きます。


1.私も自分のことを頑張って、隣で元気にやってる

2.暮らしに「笑い」


これに「美味しい料理」がついたら言うことなしだが、私はそこまで料理には自信がないので、やっぱり「2.」には「笑い」だ。


というわけで、これからも「笑かす奥さん」でいかせていただきます。頑張れ、タコシ君。