新緑、ウグイス、そして汗・・・ | 暮らしを紡ぐ

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コツコツと繰り返される毎日の暮らし。そんな中でも仕事や人との出会いや家族との時間を通して、確実に何か大切なものが紡がれていってるように思います。それが何かを探る旅はまだまだこれからも続いてゆきます・・・。

本日、長距離サイクリング、決行してまいりました。


今朝は6時半に起きて、家を7時半頃に出発。

会社へ行くより早い出発時間。休日だというのに、なんて健康的な私達。いつから、こんな健康的な趣味を持っちゃったんでしょう!?


メンバーは、タコシ君、ハッシー、私の三人。三人で自転車を走らせるのも、初めての体験。それぞれが、それぞれの想いで走り出す。


途中にあるマクドナルドで、朝ごはんを食べ、元気を溜め込む。

私は、いつもの心配性病が発症し、マクドナルドで少々お腹が痛くなる。「いやはや、長距離走れるかな。途中でお腹痛くなったら、どうしよう・・・」などと後ろ向きな発想が駆け巡る。


9時ぴったりに多摩サイクリングロードを、奥多摩方面へ向けて出発。

私の今回の目標は、なるべく二人に置いていかれないように付いていくということ。

最初から必死でタコシ君の背中を追いかける。


それにしても今日は何ていい天気なんでしょう!

風も穏やかで、空気も爽やか。雲ひとつない晴れときている。

iPodで音楽を聴きながら、スイスイと自転車を気持ちよく走らせる。途中からギアチェンジのコツが少しだけ分かってきて、スピードに乗る方法を研究しながら走る、走る、走る。


多摩川も上流のほうへいくと、景色はもう大自然。林や森の中を抜けていく。ウグイスが「ホ~ホケキョ」と、いかにもという鳴き声で鳴いている。

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行く手の左側からは、ずっと多摩川のせせらぎが聴こえてくる。

人は、こういう自然に芯から癒されるんだと思う。みんないい顔になってる。

タコシ君、何度も後ろを振り返っては、ニカッと歯を見せた笑顔で「いや~、気持ちいいね~」なんて言って来る。そしてその笑顔が、こちらにも笑顔となってうつる。


ようやく目的地点に辿り着いた。

多摩川上水の美しい澄んだ水が、私達を迎えてくれました。

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しばし休憩・・・。

寝たり、お菓子を食べたり、おにぎりをほおばったり・・・と思い思いにそれぞれ過ごす。


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休憩を終え、今度は帰り道。

行きは、わりと小刻みに休憩を挟んだのだけれど、帰りはほとんどノンストップで走る。

そして出発した場所に到着したのはお昼の1時頃でした。


いや~、身体は疲れたけれど、なんか気持ちよかった。そして、自信になりました。

「できないかも」と思っていたことが、「できる」に変わっていく喜び。そういう「できる」を、これから一つづつ増やしていきたい。


今日は合計36キロくらいの旅だった。

ロングランと称するには、まだまだ甘い距離かもしれないが、初心者の私がチャレンジするには、ちょうど良い距離でした。


自転車ひとつで、どこへでも行けるようになるというのは素晴らしい。

輪行バッグも買ったことだし、これから電車でマイ自転車を運んで、色んなところへ旅できるわけだ。なにか自由を感じます。

30歳になって、まさかこんな身体を動かす趣味に出会うとは、予想もしてなかった。1年前の自分は、全く今の自分を予想していなかった。だから、人生は面白い。