あれは社会人学生2年生の夏かな
7月

もう上手くいかないことっていうか

周りのせいにしたいことっていうか

何者でもない自分がいやで仕方なかった

社会人の感覚と、未だ社会に揉まれたこと
もない子供学生と

やっぱり価値観や感じ方が全く違って

当然なんだけどね

"この子と仲良くしたら私の立場がいい"
とか、
"どう接したらいいかわからない"
とか
誰かが誰かの陰口を言ったり
根も葉もない噂をたてたりとか

心底学生ってくだらないなって

そんな環境に置かれながら

朝も夜もまともに食べる時間がない

バイト生活に、

ちょこちょこでていく必要経費に

頭を抱えて、

座れない電車にも疲弊して

あんなに受かりたいと思って

藁をも掴む思いでたどり着いた今に

その渦中にいると何も見えなくて、

お金と時間をかける価値はこの3年間にあるのか

漠然とした未来に不安しかなくて

こんなしょうもない人たちに囲まれて

誰一人として、尊敬できるような

かっこいいと思える教員、大人もいなくて

親孝行ができないこの地団駄踏んでる今が

嫌で仕方なくて

学校を辞めたいっていうか

現実を辞めたかった

矢先に

同級生が死んで

皮肉にもお別れの日、母校の学祭の花火が打ち上がって

どうしようもない無念さしかなくて

それでも教室で泣くなんてことできなくて


こんなぐちゃぐちゃな思いが

もう溢れて溢れて

あの日の昼休み50分、ずっと泣いていました