申し訳なく


嫁いでおりました折は


お嬢様で


世間知らずで



鵜呑みで



お花もお茶も



お料理も



総てお嬢様あがりの奥様にございました



わたくしなのでございます



お金も時間もあって



好きなことをして



生きて参りましたから

いやなのに



戻ってきてしまうのです



お嬢様な自身へ




変わらないですね




変われないと申しましょうか



変わらせて頂けないと申しましょうか



これから総てを身体で心で生命で



知っている自身へ



本当の自分に戻らないといけない



偽り親しむことの



全くない自身へ


菩薩
にて
修行をして



必ず自身という仏のままに