ここで腎不全と戦ううちのニャンコのことを書こうと思っていましたが、昨日急変し、日付が変わった本日の深夜にお空に還りました。
昨日の朝にニャンコの体調が急変。
よろよろと歩き、ご飯を食べなくなり、輸液をしているはずなのにオシッコが出てない…。
慌てて病院に朝イチで駆け込みました。
結果は、心不全による肺水腫。
腎臓を良くするには水分を入れなきゃいけないけど、心不全は水分は取ってはいけない。
しかも心不全の悪化のスピードが早すぎる。
両極端な治療法を迫られる形となり、心臓を優先してその日1日、酸素ルームで入院をし様子を見ることに。
なにかあったらとのことで携帯の連絡先を病院に残して一旦帰宅。
夕方までは病院からの連絡もなく人安心。
夜になり、にゃんこをお迎えに行って帰宅。
一時は心拍が普通の半分まで落ちていたが、少し持ち直したようでした。
ただ、家に帰ってきても自力では歩けずだっこしていつものお気に入りの場所へ。
帰ってきたときは声が出てたけど次第にぐったりし始めた。
直感で、「明日の朝までは持たない…」と感じ、看取る覚悟をきめました。
息苦しそうにお腹を動かして誠一杯頑張っていましたが咳が出るようになりました。
肺に水が溜まって苦しいのかな…。
撫でて声をかけてあげることしかできず、涙が止まりませんでした。
いよいよ呼吸も浅くなり、お腹の動きもとてもゆっくりになった時、最後に体をブルっと震わせて力が抜けました。
悲しみと同時に苦しみと痛みから解放されてよかった、という気持ちが溢れグシャグシャでなみだが止まりませんでした。
その日のうちにペット霊園に連れていき、火葬してもらいました。
霊園に連れて行くまでにたくさん撫でて抱っこしてしっかりお別れしました。
骨になったニャンコは小さな骨壷にすっぽり入ってしまいました。
風が強く雨も降り出していたのに、不思議と骨壷を車に運ぶ時、雨がスッとやみました。
お家に帰ってきて、最近は関節炎で足が痛くてあまり登れなかったキャットタワーの一番上に安置しました。
久しぶりに登れて気持ちいいかな?
今どこか家の中散歩でもしてるかな。
もうあの体に、毛に、手足に触れない、顔を見て目を合わすこともできないと思うと悲しくて寂しいですが、ふとした時に足元を抜ける風が「今来てくれたのかな…」と感じています。
毎日薬を飲ませたり、点滴したり嫌なこと、痛いこといっぱいしてゴメンね。
最期、苦しいのに何もしてあげられなくてゴメンね。
あなたにとっていい飼い主だったかな?
11年間、とってもとっても楽しくて幸せな時間をありがとう。
また夢の中にでも会いに来てよ。
一緒にカシャブンで遊ぼう。