こんにちは、餅月です。
最近考察が捗ります
さてさて、今回はタナカさんの嘘とシエルの回想について考察していきたいと思います。
まずファントムハイヴ襲撃の日を振り返って見ましょう。
このシーン、注目すべき点が三つあります。
・タナカさんが犯人を見ていないと言っている点
・襲撃中の回想シーンではシエルはタナカさんを「タナカ」と呼ぶ
・タナカさんを見舞うシーンでシエルはタナカさんを「じいや」と呼ぶ
この三つです。
まず一つ目。
タナカさんは犯人と対峙していた時にシエルに声をかけられ、シエルの方を向いた際に後ろから犯人に刺されます。
よって、タナカさんが「犯人を見ていない」という事は嘘となります。
また、もしこの回想シーンの中で「タナカ」と呼びかけた人物が元シエルの坊ちゃんであったとしたら、犯人と対峙していたはずのタナカが犯人を見ていないと言う嘘に気づくはずです。
よってこの回想は
元シエル(坊ちゃん)のものではなく、真シエルのものである可能性が高いです。
つまり真シエルは「タナカ」呼びであり、坊ちゃんは「じいや」と呼んでいたことがわかります。
ソーマに坊ちゃんが語りかけるシーンでサラリと回想に入ったので、てっきりこの視線は坊ちゃんのものだと思っていました。
しかし、これがシエルのものだとして、
何故こんなにも詳細な情景が「いかにも坊ちゃんの記憶」のように語られたのでしょうか?
これは疑問として残りました。(枢先生のトリックだとしたらそれまでですが、…)
タナカさんが「あなた様には酷すぎ…!!」と単数形で呼びかけているので、この時恐らく真シエルは一人で居たのだと考えられます。
ただ、タナカさんはこの時
「シエル様は…あなた様には酷すぎ…っ!」
といい直しているので、これがもしかしたら
「シエルと坊ちゃん」を指しているのかもしれません…(頭混乱してきた
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