今回は死神派遣協会の死神の眼鏡について考察して見ました。
なかなかな内容を見つけたのでちょっと興奮しております。
黒執事はヴィクトリア女王時代のお話です。
その少し手前の時代である18世紀。
18世紀の西洋では、「眼鏡」についてこのような逸話がありました。
↓
当初、西洋では「眼鏡は悪魔の仕業」という概念がありました。
少し考えていきましょう
葬儀屋「死神はみんな、ド近眼だからねえ〜」
ウィル「眼鏡の重要性がわかっていないなんて!!!減給対象です!!!!!(ロナルドに対して」
葬儀屋のセリフから分かる通り、
死神は皆、視力が不自由です。
自殺した時に全員が全員、元からド近眼であるとは考えにくいので
「死神になった際に全員が、視力を奪われた」と言っておそらく間違いはないかと思います。
そして
「眼鏡」は死神派遣協会で重宝されシンボルマークとなり、その理由は原作では一切触れられていません。
番外編である「死神ウィルの物語」で、眼鏡がどのように死神に支給されるかについては言及されていますが
それが「何故」なのか、「何故」重宝されるのかについては同じく記述がありません。
そして、
死神派遣協会を離脱した葬儀屋のみ、
眼鏡を外しています。
…果たしてこれは偶然と言えるのでしょうか??
葬儀屋「眼鏡に頼っているようじゃ、まだまだ青いねぇ〜」
「眼鏡」が、「悪魔の仕業」という枢先生からの暗喩だったとします。
となると、
葬儀屋の言葉は
「眼鏡(悪魔)に頼っているようじゃ、まだまだ青いねぇ〜(自分は悪魔に頼っていない」
という意味になります((((;゚Д゚)))))))ぎゃぁぁ
ちなみに眼鏡に頼っているロナルドとグレルは悪魔であるセバスチャンに負けますが、
眼鏡に頼っていない葬儀屋はセバスチャンに勝ちます。
セバスチャンも「あのお方には2度とお会いしたくない」
と言っていますがこれももしかして…??
そして総じて言うならば、
死神派遣協会の「お上」って…?
私は死神派遣協会のトップ付近に、
なんらかの形で悪魔が関わっている(もしくは過去に関わっていた)のではないかと感じます。
しかし、ここで一つ疑問点が。↓
・グレルやウィルが悪魔のことを「害獣」と呼び蔑んでいること
・セバスチャンが「死神にあったのは初めて」と言っていること
ここに、「悪魔が過去に関わっていた可能性がある」と上であえて述べた理由があります。
この「死神派遣協会」に「悪魔」が関わっている(もしくは「いた」)という事実は公にされていない可能性はないでしょうか?
それか「死神派遣協会の創立」に、なんらかの形として「悪魔」が関わった事実があり、
その名残を引いているだけで、今現在「悪魔」が「死神派遣協会」に直接手を貸していると言う事実は無く、そのような事実が過去にあったことさえ、もはや誰も知らないような昔話となっている。
(もしくはキリスト教における「神」とアダムとイブの決裂のように、「真の上」の存在であった悪魔となんらかの形で死神たちは「死神派遣協会」として過去に分裂し、現在は対抗組織状態
あくまで、もはや悪魔が関わった事実は「死神派遣協会の歴史」の一部程度の話である
↑(妄想ですがこの事実に箝口令が敷かれており、死神派遣協会の上層部のみしか、この事実を知らない可能性もあります。)
・死神は自殺した人間。
・使役される神
・葬儀屋が成し得ていない「使者蘇生」を「死神」という形でとはいえ、死神派遣協会では成し得た上層部の人物がいる。
そんな魔法のような力が使える人は、
黒執事の中では今の所悪魔しかいません。
そして悪魔は今の所誰も望んでいないだけで、「死んだ人を生き返らせることはできない」とは言っておりません。
葬儀屋はかなり上級ランクの死神だったはずなので、死神派遣協会の上の存在も知っている可能性があると私は感じました。
となると、葬儀屋は、
悪魔と死神の本来の立場の上下を理解した上で眼鏡(悪魔による仕業)の場である死神派遣協会から脱却し、
同じく全てを理解した上で
悪魔であるセバスチャンを「害獣」と罵ったのではないでしょうか??
ウィルやグレルが言う「害獣」と、
葬儀屋の言う「害獣」は、
もしかしたら若干意味が異なるかもしれませんね。
ふぁぁぁどうなんだろう!?!?
眼鏡は「悪魔の仕業」…「悪魔の仕業」…
餅月