こんにちはらせいじ〜

もち子の受験もすっかり過去のもので私が語れることはないのですが、2021年組で仲良くしてくださったブロ友さんの下のお子さんが今年度に受験ということでメッセージをいただき、エールを込めてこの記事を書いています。
約束してからずいぶんと遅くなってしまってごめんなさい💦
今更だけど届きますように✨
これから書くことは中学受験を終え結果論として言えること、しかも「もち子の場合」という但し書きつきのお話になります。
なのであまり参考にならない気もしますが、もち子と私はどんな風にネガティブな要素と向き合っていったかという視点で書いてみます。


もち子は小さい頃からまっったく!読書をしない子でした。私も絵本の読み聞かせは面倒くさくてやってませんでした。読んでても、もち子はあんま聞いてなかったですね

受験生になっても学校の宿題で読まないといけない必要最低限の本しか読まないような子です。
そのせいかもち子は文章力がなく、感想文や作文が超ド下手です。
卒業文集でもひときわ群を抜いて低レベルなしょーもない文章を載せていて、別の意味で泣けたっ

そんなもち子の国語、果たして受験できるレベルになれるのかとても心配だったし、結局最後まで模試でも振るわない偏差値のままでしたが…
本番では問題なく、大丈夫でした❣️
読解力、記述力ともに塾でしっかり鍛えていただいたおかげです

そして過去問を通してこれまで学んだテクニックの地固めしてもらったと思っています!
国語は解くコツ、テクニックを知ることである程度はなんとかなると塾の先生も言っていたそうです。
ただし、自分の考えを自分の言葉で書くような深い文章力・作文力が必要な問題は苦手なままでした💦
実際、国語が難しめの学校にはご縁がもらえず…やはり受験校の問題傾向ってすごく大事だなと実感した次第です。
苦手科目でも相性がよければどうにかなりました!当日の問題運もあるし、この科目は無理と決めつけるより「苦手でもやるだけやってみよう」という姿勢があると、当日の心持ちも違うんじゃないかなと思います。


もち子の校舎は過去問重視の姿勢だったので、もち子も過去問は夏休み明けからずっと重点的にやり続けてきました。
スーパーチャレンジ校
とチャレンジ校は特にやり込みました。

もち子としては、
過去問をやり続けて本当によかった❣️
と思っています

スランプが長引き、塾のテスト系ではダメダメだったもち子ですが、テストが終わった1月はひたすら過去問を解き続けて、「これだけやった」という経験がもち子の心に光を与えてくれました✨
過去問は志望校からのラブレター
と言われていますが、個人的には挑戦状とも言えるかな?って思ってます。

この数々の難問を解いて、私のところまでたどり着けるかな?みたいな。愛弟子が試練を乗り越えてやってくるのを待つ師匠のイメージです

まさにその志望校特化型の攻略法をゴリゴリ身につけていく感じ

加えて、学校によって様々な傾向がありますから、何校も受験する場合はその分の過去問をこなすことで多様な攻略法が身についていく→様々な問題への対応力も育つという利点もありました。
もち子は過去問を解くことで全体的に国語の記述力、算数の応用力が高められたように思います。
単純に偏差値では計れない部分も見えてきます。
持ち偏差値が足りている学校でも、問題のクセにてこずって驚くほど点数がとれないということがありました。
何度も解くうちにコツをつかんで点数が上がっていく学校もあれば、何度解いても危うい点数しかとれない学校もあり。
相性の良し悪しにも度合いがありますね💦
過去問で合格最低点をだいぶ上回る点数がとれた〜
ということで余裕ぶっこいていると本番で痛い目を見たり…もち子もそれで手痛いしっぺ返しをくらいました。油断大敵でした


ちなみに、過去問を通しでやると、1校受験したのと同じくらい疲れちゃうそうです。
もち子、難し〜い過去問をやったあとはよく頭と口から煙を出して放心してました

そんな時は好きなお菓子をすかさず差し入れ

過去問をやること自体が嫌にならないように、難しい学校、相性のいい(易しめな)学校、と緩急をつけてやるともち子は頑張れていました✨


他の受験ブロガーさんの記事を読んでいると、サポーターである親御さんご自身が大変優秀で博識で計画的で、フォロー体制がしっかりしている方がたくさんいらっしゃって✨
何もできない私からしたら、ただただまぶしくて尊敬の眼差しで見ているばかり

それでね、みなさんがお子さんに合わせてテキスト追加したり、勉強動画を見せたり、ダブルスクールさせたりするのを見ていると…
ぶっちゃけ、焦ることもありました。大いにありましたとも💦
うちの子は塾の他に何もしなくていいのか?
私は何もしなくていいのか?と…

そんなことを思いつつ、もち子は6年になってからは明らかに日能研だけでいっぱいいっぱいだったんです。とても何かを追加できるキャパはなさそうでした。
それでも算数スランプの時には、個別や家庭教師を追加した方がいいのか?と本格的に悩み、不安からもち子にそう提案してみたら…
絶対ヤダ!
これ以上、勉強関連で増やすなんて絶対ムリ💢
とはっきり言われまして(笑)
おかげでスッパリ心を決められました!
もち子は日能研一本で行くぞ❣️
私かもち子父が的確に助け船を出せる親ならば、もっと効率よくもち子は伸びたのかもしれないけど、ないものねだりしてもしょーがないですからね!
そこは開き直って、塾に全てをお任せしました✨
テキストで追加したのは、サピックスの理社のコアプラスと歴史年表だけです。
結果的に、もち子はそれで大丈夫でした

もし私のように親塾もなにもできなくて、うちの子の成績を伸ばすために親はどうしたらいいか分からない、このままでいいのか…と悩んでる親御さんがいましたら、どうかご自分を責めて思い詰めないで欲しいです。
できないことを嘆くより、家での課題の管理、体調管理、メンタルの管理などのできることを頑張ればいいんだって思います



もち子は10月頃からスランプの波に飲まれて、まずテストで得意なはずの算数がガタ落ち、それに引きづられて国語、社会、最後の頼みの綱の理科までガタ落ち、数ヶ月間もがくも最後の公開模試でも偏差値はイマイチなまま終わる…という荒れた道を歩んできました。
実践テスト(難関)が難しすぎて全然できなくてもち子の心が折れそうになっていたので、実践テストは避けて他流試合のサピックス模試に挑んでみたりもしたっけ。
はい、今だから見せられるサピックス偏差値。
ドーーーン‼️
もうみんな仕上げに入るような時期にこれって絶望すべき結果だったんだろうけど、私たちはそうはならなかったんですよね。
もちろん、単純に嫌な部分から目を背けたくて現実逃避している面もあったと思います。
でも、それよりも私が一番近くで見てきたもち子の頑張りを思うと、へこたれてる場合じゃなかったのが大きいです。
もち子とは「他流試合に挑んだだけすごいよね!結果は気にしないどこー」って言いあって、引きずらないようにしました。
テストでは思うように結果を残せない中、腐らずに塾での演習を積み重ね、ところどころでキラキラ光る努力の賜物を見せてくれていました。
その流れで他流試合にもやる気をもって挑んでいました。
誰よりもつらいはずの娘が懸命に前を向いているのだから、私も前を向かないと!という思いが自然と湧いてきました。
また、コメントしてくださる方々の言葉にもたくさん励ましてもらい、元気をもらったという部分もあります

今にして思うとそれでよかったんだと思います。あの時、テストで出てくる数字だけを見て絶望していたら本番は必要以上に不安になって、親子ともにメンタルがもたなかっただろうなって。
今、現在進行形で不安に苦しんでる受験生親子の方々もたくさんいらっしゃると思います。
私たちもそうでした。それでもこれまでやってきたことを信じて進みました。進むしかなかった。
様々なプレッシャーを抱えながら本番に向かおうとしていること自体、それだけでとても素晴らしいことだと思います



上記までちょっとカッコつけた感じのこと言っちゃいましたが…もち子の中学受験は全然キレイなもんではなかったのが、まぎれもない現実です

ブログに時折書いていたとおり、親の目を盗んで約束を破ってマンガ、ゲーム、YouTube、お絵描きという名の落書きに逃げたこと多数。
その、目を盗むために絞った知恵を勉強で使えやー!と私が怒り狂ったことも多数。
特に、日特のzoomを見てるふりしてYouTube見ていた時は大激怒の修羅場を起こしました

大切な志望校別特訓だというのに…もうこの子はスーパーチャレンジ校
にご縁がないだろうなって、私ももち子父も本気で思いました。

なんでそこで逃げる選択肢を選ぶかな?ってとこでも、つい目の前の娯楽に安易に飛びついて逃げてしまう。そんなもち子なのでした。
中学生になった今でもそういう面はまだ残っています

二月の勝者のドラマの影響は大きく、私の友人たちから「ぷにこちゃんも母親の狂気だったの!?」とワクワクした感じで何度も聞かれました。
その度に「はい狂ってました」と答えるしかない私

たぶん親が子に言っちゃいけないセリフベスト10あたりまで普通に言い放ってたと思うし。
頭の中が中受一色になってよく眠れない日々が続いてたし。
毎日のようにもち子のこと考えてはひっそり泣いてたし。
恥ずかしいけど病んでましたわ…
それは否定できない

ただ、もうひとつ言えることは母親の狂気のそばにはちゃんと母親の愛もあったよ、ということです。
もち子大好き💖という娘を純粋に想う気持ちまで親のエゴに侵食されないように、それだけは気をつけていました。ホントだよ…
「中学受験は通過点にすぎない」とは有名な言葉ですよね。人生や受験の先輩方からこの言葉を私もよくいただき、思い出しては救われた言葉です。
受験の先にある人生の方がずっと長いから、結果に囚われてあまり思い詰めないようにしようと。
今のもち子は受験時の健気さはどこへやら、新たな学生生活の中で日々ワチャワチャやらかしてます。思春期女子めんどい。
もち子いわく「受験の時より今の方がこわい母親の狂気になってる」だそうです。
私をそうさせてるのはアンタだよ!って言っておきました。
長くなってしまいましたが…
2023年受験組のみなさまが今、なるべく前を向いて、お子さんらしい受験をできますように

かげながら、心の底から応援しています


