3/27付中国新聞(めっちゃ地元紙ですが)に、広島大原爆放射線医科学研究所 細井義夫教授による以下のような記事がありました。


体内に摂取されたセシウムは全身に分布するのに対して、ヨウ素は甲状腺に集積するため、放射性ヨウ素は甲状腺がんの原因となる。特に乳児・小児の甲状腺は、被爆によりがんが発生しやすい。

今回の事故よりもはるかに汚染規模の大きいチェルノブイリ原子力発電所の事故では、小児の甲状腺がんのみが有意に増加し、それ以外のがんは増加していない。(中略)

乳幼児期や妊婦は放射性ヨウ素に汚染された飲食物の摂取に関して特に注意を払う必要がある。

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放射性ヨウ素は8日で半減するとはいえ、やはりしばらくは妊婦も摂取に関しては注意すべき、ということです。


乳幼児だけでなく、妊婦にも、ぜひ国や自治体は注意喚起および水配布などの配慮をお願いしたいものです。