こんにちわ、もちこです。
前回Portugal. The Manでサイケが好きだという話をしていましたが、今回もサイケのバンドを紹介したいと思います。
サイケといえばこの人、【TAME IMPALA(テームインパラ)】です。
オーストラリアのバンドで、ジャンルはサイケ、ネオサイケデリア。
TAME IMPALAはKevin Parkerという人のソロプロジェクトですが、一応バンドという形になっています。
伸ばしっぱなしに見える長髪、同じく伸びたヒゲ、どこを見ているのかわからない深い瞳、まさにサイケの人に相応しい風体の人がKevin Parkerさんです。格好いい。
無造作でボサボサな格好が似合うタイプの人が羨ましいと日々感じていますが、まさにそんなタイプです。
どこか怯えたような、繊細そうな印象も受けます。そこもまた良いです。
テームインパラは似たようなフレーズをぐるぐる巡り、酩酊感のある声とサウンドが良いです。
かなり現代的な要素を取り入れている印象も受けます。
洗練されていて格好いいです。
午後3時頃のような時間が長く感じる退屈さと、明け方のような不思議さが混じっています。
古いようにも新しいようにも聞こえる。
話は逸れますが……
サイケを好きな友達が何人かいまして、オシャレで細かいところまで気がつく気づかい屋であるのに、どこか内向的なところがある方が多いように思います。
ノリは悪くありませんが、決してパリピではないです。
非常に言い方が悪く、誤解を恐れずに言うなら、ある種の【根暗】な要素がある方が多いと言いますか、
「自分の世界に籠もってぼけっとしたり、【定番の妄想】ができる時間がないとメンタルが崩れがち」
という方です。
悩みがないことが悩みという底抜けに明るい人もサイケを聞くのかもしれませんが、あくまで私個人の印象として【内向的な部分の強い人が惹かれがちなジャンルの音楽】なのかもと思います。
まさにサイケらしく、夢か現実か幻覚か分からない体験をさせてくれます。
極彩色で明るい雰囲気があるくせに、不穏さしか感じないあたりが本当に不気味。
気が狂ってしまった人の戯言を聞いているような、サイケらしさが満載です。
ガチャガチャフワフワした音楽であるのに、どこか非常に静かな空気が漂っていてドキッとしますね。
歌詞を見てみるとわかりますが、 (この言い方は少し語弊があるかもしれませんが)案外【まとも】でもあります。
洋楽でウケのいい恋愛の歌詞、例えば某裏路地の人たちの
【なぜなのか教えてくれ 心が痛むんだ 君の言う「そうであってほしい」が聞きたくないんだ】
のような歌詞ではありません。
(某裏路地の人たちの歌詞を馬鹿にする意図はありません。ウケが良い例として出したのみです。ただ、改めて見るとモテ男かつリア充ソングにしか思えないとは少し思いました……少しだけ……)
どちらかというと心の弱さが全面に出ている歌詞が多いように見えました。
サウンドから受ける印象よりも、理性的で静かな歌詞に見えるのです。そういう意味での【まとも】です。
※ただしもちこの適当英訳なので、解釈が大幅に間違っていて、実はとんでもなくはっちゃけた気狂いピエロな歌詞である可能性も捨てきれません。
曲から見えるテーム・インパラはどこか示唆的で、内向的で、あまり強くなれない静かな人が見えるように思います。
そしてそれらを表現するセンスがとにかく良いです。
現代のサイケを代表するアーティストなだけあります。
内向的で内側に籠りたい気分の日は、ぜひ聞いてみてください。
では、今回はこのへんで失礼します。また今度。
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引用元:夢か現実か幻覚かわからない世界に浸りたいあなたにおすすめ