こんにちわ、もちこです。
あなたは歌詞がお好きですか?
私はまぁまぁです。
あればあるで読んで、その歌詞を歌うことの意味を考えたり、無ければないで楽しめます。インストも好きです。
全然意味がわからない歌詞の場合はすごく気になりますが、毒にも薬にもならないような歌詞の場合はフーーーーンと受け流すことが多いかも。
が、今回紹介するバンドは、インストバンドで歌詞がないにも関わらず、そこに何か言葉があるように聴こえる不思議なバンドです。
その名も【SAKEROCK】。
SAKEROCKのジャンルはよくわかりません。
ロックではないでしょうし、ジャズでもなく、ファンクでもなく……オ、オルタナティブ……?
そんな感じなので、ジャンルは不明です。詳しい人に聞いてみてね。
SAKEROCKは非常に不思議な音楽を作るバンドです。
バンドサウンドではあるのですが、肩の力が抜けるような、格好いいようなトロンボーンが入っていたり、唐突にマリンバが鳴っていたり。
特にこの曲は不思議な雰囲気とシュールな空気があっておすすめです。
MVからして不思議。なぜNHK風?
そして【OH! Mikey】あたりを髣髴とさせる謎のドラマも味があって素敵。
曲がシュール過ぎて若干現実味がなく不気味であるのも素晴らしいです。
曲だけを聴いてもマイナーな邦画のようなストーリーというか、何かしら台詞のような言葉が見えてくるのが不思議。
こちらも楽しそうでゆるくて、そこはかとなく言葉が見えてくるような音楽です。
飾ったところがなく、何気ない日常に寄り添ってくれます。
きっとこの曲を作った方は、素直で優しい人なんだろうなぁ、というのが簡単に想像できるような曲です。
「ごはんどこ行く?」って聞いたら、「丸亀がいいなぁ」とか返ってきそう。うどん好きそう。
想像してほしいのですが、他のバンドマンだったらそうはいきませんよ。
河村●一に「ごはんどこ行く?」って聞いたら絶対白金あたりのお店を指定してきますって。
ラルクのハ●ドにしても、絶対丸亀は選ばなそうです。
と、ここまで書いておいてアレなんですが、実はこのSAKEROCK、既に解散しているのです。残念過ぎる。
誰にも真似できない独特の音楽を作っていた方々だったのですが、個々での活動も忙しくなり、SAKEROCKでやりたいことがわからなくなってしまったのだそう。
けれど、曲と同じくほわりとした優しいメンバーの方々は、最後に脱退したメンバー2人を呼び戻し、オリジナルメンバーの5人でただ楽しく演奏してラストアルバムをリリース。非常にポジティブにバンドを終わらせることを選びました。
最後までやさしい雰囲気で格好いいです。
楽しそうなのが見てて切ないような嬉しいような。
今回の記事はSAKEROCKというバンドを取り上げたかったので、あえて深く触れませんでしたが、このバンドはドラマ【逃げるは恥だが役に立つ】で一躍お茶の間に進出し、その主題歌である【恋】で大ヒットを記録した星野源さんがリーダーでした。
また、特徴的なトロンボーンも【在日ファンク】のボーカルであり俳優でもある、ハマケンこと浜野謙太さん。
現在は星野さんや浜野さんが好きで、過去に彼らがやっていたSAKEROCKにたどり着く方も多いのだそうです。
独特な楽曲がもう聞けないのは残念ですが、不思議で優しく、肌になじむ楽曲は今後も消えることはありません。
是非何気ない日常の一コマをSAKEROCKと一緒に過ごされてみてはいかがでしょうか。
では、今回はこのへんで!
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引用元:ゆるくて優しい、ちょっと変な音楽が好きな方にオススメ