こんにちわ、もちこです。

ここ数日で一気に暑くなってきましたね。
私の住んでいる地域も非常に暑いです。

いよいよ夏到来という感じですが、今回は毎回夏になると聴きたくなるバンドを紹介します。

 

バンド名は【嘘つきバービー】
前回紹介した相対性理論が

【サラッとして飲みやすく美味しい夏の不思議ちゃん~狂気を添えて~】

だとしたら、嘘つきバービーの場合は

【ドロドロでぱっと見実験に失敗してできちゃった何か~でも美味しいな(ただし変な気分になる)~】

という感じ。

何を言っているのか、わからないでしょうか。
だとしたら、どうかこの記事を最後まで読んでみてください。なんとなくわかっていただけると思います。(分からなかったからごめんなさい)

 

 

嘘つきバービーの音楽のジャンルはサイケ。
ゆらゆら帝国や毛皮のマリーズなんかと近いと思います。(ただし良い意味で音楽性は全く違います)

 

サイケという音楽をやる方々って、
いつも流行をまるまる無視して、
いつも奇抜なファッションで、
尚且つ瞳孔が開ききっているか、
逆に目が開いてるにも関わらず「……起きてる?」と聞きたくなる雰囲気の方が多いものです。大分失礼で本当にごめんなさい。
 

 

 


ただし、一旦音楽に入り込むと他の追随を許さないくらい格好いいです。

めちゃくちゃセンスが良い。普通の人がやるとダサくなりそうなファッションも歌い方も髪型もメロディーも、全部格好いい。
不思議なものに惹かれすぎていて良いですし、唯一無二の存在感があって最高です。

 

独特なサウンドに独特な声がよく合っており、歌詞の世界観もパフォーマンスも、全部ピッタリとハマっていて、完成度が高いです。

 

 

 
 演奏する姿が狂気を感じられていいです。
本当に楽しそうで、「こうするしかなかった」「こういうのがやりたい」「こういうことを言いたい」という純粋な気持ちを感じます。
あとヴォーカルのマイクの位置低いのも格好いい。多分彼じゃなきゃ似合わない。

 

歌詞も非常に特徴的で、誰のものでもなく、自分だけの言葉で表現しています。
 
なんだこれ。
大量の人間

キラキラ目が
こっちを向いて
変な期待してる
僕の苦しさもしらず

引用:嘘つきバービー 虫こない
 
私の大好きな【バビブベ以外人間】という曲の歌詞もすごく良いです。
 
お願いごとするたび アーメンの人から犬にされていく
超能力とかそういう力ではなく セロテープ はる

引用:嘘つきバービー バビブベ以外人間
 
 

どんな人であっても、一度は他者と分かり合えないことにコンプレックスがあったり苦しんだりするものですが、その生々しさを感じます。

 

そして、非常に繊細なバンドでもあると思うのです。

私があまりに説明的になって、彼らを傷つけることになりはしないかと不安でもあるので、あまり図々しい紹介はやめておきます。

 

 

 

 
ライブもめちゃくちゃ格好いいです。

 

 

非常に奇抜で素晴らしいセンスのバンドなのですが、残念ながら2013年に解散しているのです……。
とはいえ、楽曲はいつまでも不滅なので、是非あなたも嘘つきバービーの楽曲を聴いてみてください。

 

 

では、今回はこの辺で失礼します。

 

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引用元:サイケデリックで完成度の高い音楽が好きな方にオススメ