オバサンの独り妄想 -3ページ目

オバサンの独り妄想

真面目にエッチな妄想してます^^

午後1時


人気のカフェはまだ混みあっていて、テーブルは満席です。


わたしは友達との約束の時間に
一時間も早く
待ち合わせ場所のこのカフェに着いてしまいました。


ここへ来る前に
お買い物を済ませてこようとおもったお店が
なんと今日に限って臨時休業になっていたのを知らずに
出かけてきてしまったからです。


このあたりは
つい先日もウインドウショッピングをしたばかりで
ほかに用事もないし。。。


空は今にも雨が降りだしそうな雲がたちこめていたので
お茶でも飲みながら友達を待つことにしました。


わたしはカフェの大きな窓ガラス越しに
空席があるかどうか
表通りから中を覗きこみ見渡しました。


すると、年配の女性二人がちょうど席をたつところが見え、
レジのあるオーダーカウンター付近には
待っている人影もないようだったので、


いまだ!


と、中に入りました。


店内で二人の年配女性とすれ違いながら
わたしは一目散に空いたテーブルを確保しました。


あらためてまわりを見まわしてみると
ほかに空いた席はありませんでした。


心の中で、


  きょうはツイてる^^なんかイイことあるかも~


とニンマリホクホクした 単純な わたし(笑)


温かいミルクティーを持って再びテーブルに着くと、
窓の外は完全に雨になっていました。


雨の中を歩くのは嫌だけど


こうしてお茶を飲みながら、雨に煙る街を眺めるのって


優雅で素敵で贅沢。


そんな雰囲気に うっとり していたら、
気づくとすぐ近くに
かなり目立つ感じの貴公子が一人、


彼は手にコーヒーカップを持ったまま
途方に暮れたようすで
店内を見まわしています。


空いたテーブルを探しているのがすぐわかりました。


わたしはまた心の中で、


  オーダーしちゃう前に、まず席を確保しなきゃね~


と、上から目線でつぶやくと


その瞬間、彼と目が合ってしまいました。


彼は一直線にわたしのほうへ近づいて来て 一言、


  すみませんが
  ご一緒させていただいてもよろしいですか?


ハチミツのような甘~い微笑みと声で
こんな貴公子に
そんなことを言われたら、


オバサンは舞い上がらざるをえません。


わたしは再びこころの中で、


  イヤ~ンなんでぇ~恥ずかしぃウレシィ!
  こんな平凡なオバサンでもイイのかしら~ン


とエッチっぽく悶えましたが。。。


どーやら、


物理的に相席できそうなのがこのテーブルだけ


だったようです^^;


ほかのテーブルはみんなお連れさんがいて
受け入れる余地が無かっただけなのです。


わたしはドキドキなんてしてないフリをしながら、


  どーぞ


とドキドキしながら応えました。


席に着くと彼は気さくに話しかけてきたので、
せっかくなので
わたしの友達が到着するまでの1時間弱の間、
楽しくおしゃべりして過ごしました。


内容はというと


べつにあたりさわりのない普通の世間話し


でした。


午後2時過ぎ


わたしの友達が到着すると、彼は


  それでは僕はそろそろ行きます
  突然おじゃましてしまい申しわけありませんでした
  ありがとうございました


と、甘~い余韻だけを残し爽やかにお店を出ていきました。


入れかわりに座った友達が目をまん丸くして、


  どういう知り合い!?


と少し興奮気味に聞くので、
知り合いではなく、たまたま相席した知らない人
と説明すると、


  あの人 有名な俳優よぉ~! 間違いないよ!


と鼻の穴から蒸気でも噴き出しそうな勢いです。


どうりで


雰囲気といい、美形ぐあいといい、物腰といい、
普通じゃないとはおもったけれど、
あれがオーラというものなのでしょうか。


わたしが、何という名前の俳優なのか尋ねると
友達は急に眉間にシワを寄せて 一言、


  それが、、名前が出てこないのよねぇ。。。


おぃおぃ、、有名だって言ったのは誰よ??


不覚にも、わたしはその俳優のことを知りませんでした。


友達は、彼が
どんなドラマや映画に出演していたのかも
思い出してくれず。。。


これじゃあ驚きたくても驚けないし、、、


自慢したくても誰にも自慢できないし、、、


すご~く中途半端な情報提供でイライラするなぁもぉ、、、


ぃや~ん、、気になるぅ。。。