ブログの初投稿をどんな内容するか考えてますが、なかなか思い浮かばないものですね。とりとめのないブログを目指そうと思っておりますので、最初は唐突ですがラーメンの話にしようと思います。

札幌市豊平区西岡に「小太郎」というラーメン屋さんがありまして、ここのラーメンが好きなんです。

もうかれこれ30年ほど前にもなりますか、初めて札幌にきて住んだ下宿では平日の朝夕は食事の提供があったのですが、日曜日はそれが無いので、しかたなく周辺を探索して見つけたのがこの店です。

以来ずっと場所を変えずにそこにあり、すでに老舗といってもよいかもです。

はじめて食べたときは、注文してから提供されるまでの早さとか(煙草半分吸うくらいで出てくる)、辛くないのに真っ赤っ赤なスープとかに面食らいましたが、いわゆる有名店･人気店ではなかったので、いつ行っても座れるし、結構遅い時刻までやってるのも良かった。何回か通ううちに大好きになってしまいました。

下宿には１年住んで引っ越し、小太郎へもしばらく足が遠のいたのですが、バイクを入手して自由に動けるようになると、再び通うようになります。

ラーメンは好きなので他のお店もたくさん行きましたが、小太郎のラーメンは何かクセがあって他とは違うんですね。いわゆる「病みつき」になったと言うのでしょうか。

あまりにも気に入っているので当然、人にお薦めしました。

しかし「小太郎」愛が強すぎるプレゼンのためか、連れて行って食べさせると反応がいまいち、「…ちょっとしょっぱいね」とか、「…そこまで旨いか？」とか、こちらが満足する反応が返ってきたためしがないので、もう人に勧めるのは止めています。いいんだ、自分がおいしければ。

ところでこの「小太郎」ですが、クセのあるラーメン以上に、店主もクセ強です。

「食べログ」の口コミを詳細に読んでもらえば結構書き込んでる人もいますが、めちゃくちゃ無愛想なうえに、カウンターの中(厨房)で煙草を吸われるのです。初めて行った頃から吸ってたような気がしますが、３０年前なんてＪＲの列車内でも煙草スパスパ吸えたので、あんまり気にしていませんでした。

無愛想なうえに厨房で喫煙ときたら、普通の人なら敬遠するのでしょうが、私としては「おいしいからもう何でもいい」という感じです。

食べログでも、最近の口コミでは煙草を理由に「★ひとつ」とかは無くなったようですね。

我が道が遂に世間に浸透したのでしょうか。食べたい人が食べに来ればいい。清々しくも感じますね。

そんなわけで、人に「一番好きなラーメン屋は？」と聞かれれば「小太郎！」を即答できますが、「お勧めのラーメン屋は？」と聞かれても、「小太郎！」とは言えないな～。「店主めちゃくちゃ無愛想で目の前で煙草吸うし、ちょっと変わった味だよ。それでも良ければ行ってみたら…」

最近、入院されたようで臨時休業の日もあり、密かに心配していましたが、年が明けてからはまた元気に営業されているようです。

他に似た味のお店を知らないので、自分にとっては唯一無二、末永く営業されることを願っております。

２枚目の写真は、小太郎のメニュー表のウラに書かれた（多分）店主のポエム。以前のメニュー表には「人類は麺類」の名言（？）もあり、何かとおかしい小太郎でした。

※初めてでダラダラ長文になってしまった。反省して今度は簡潔な文を考えよう・・・

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