日高方面の田舎道で車を走らせていると、雪原の前にポツンと立つ掲示板
写真①
なんだかシュールな風景だなあ。思わず車を止めてしまいました。
北海道にはたくさんある、限界を通り越してしまった集落跡なのでしょうが、サッシ付きの中々立派な掲示板です。
道路を挟んで反対側には、集会所のような建物が。
写真②/③
こちらも周囲は雪に覆われていますが、建物へ向かう足跡はありません。
まだ荒れ果ててはいないので、最近まで使われていたのでしょうか。
建物の前は広い雪原となっていて、片隅には門柱などもあるので、何か学校でもあったかのような雰囲気もあります。
少し離れて、「鳩内自治区集会所」の木札をとりつけたプレハブの建物があり、機能はそちらに移したのかもしれませんが、そこも使用感がありません。
更にその奥には廃屋も見えます。
更に少し離れた場所にバス停と小さな待合所がある。
写真④
(町営バス/鳩内/日高町)とあり、時刻表も掲載されオンデマンドバスの記載があるので、確かに運行されているようです。
バス停から道を下った先には牧場があり、この辺りが無人地帯なわけではありませんが、バス停の周囲に人家は無いようです。
集会所があり学校があり、住宅もたくさんあったのか、それとも農家が点在していたのか、昔の風景は想像するしかありませんが、国土地理院が公表している古い航空写真から、確認することができます。
こちらは、1978年(昭和53年)の周辺の航空写真です。
写真の中心部が③のプレハブ集会所の辺りとなりますが、周囲には農家の建物が点在し、集会所の裏手はグランドで小学校があったようです。
最初の掲示板の前には建物は無いようですが、林のほうへ真っ直ぐ行った所に何かの建物が。
神社でしょうか。
現在のgoogle mapを見ると道はそのまま変わらずながら、廃屋と集会所(?)の建物以外消えてしまいました。プレハブは後から置かれたようですね。
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子供たちのために、牧場地帯の小高い一番眺めのよい場所に小学校を作ったのかな?
そう考えると、このあたりを開拓した人たちの、何か想いのようなものが感じられますね。







