希望してる産院の見学会に参加して来ました。(前回の検診で先生に「現実的じゃない」って言われたとこ)


関東に転勤になった時にひと通り調べて、もし妊娠できたらココ!って決めてた病院です。


途中、電車で気分が悪くなったりでボチボチ休みながらも頑張って行って来ました!
ずっと来てみたかったので、「カンドー笑い泣き」なんて思っていたら、土曜日だったので私以外みんなご主人連れ!!
うちは夫が仕事だった為1人参加…。
受付でも「え、お一人ですか!?」って驚かれるくらいめずらしいっぽい…。
待合に案内されたあともカップルの中に紛れ込んだ独り者みたいで非常に居心地が悪かったです笑。


みんな悪阻でしんどいのかダーリンにもたれかかってるしで気持ちはわかるけど、1人で「悪阻つらー」って思ってる私は所在がない滝汗
あと目のやり場に困る…。


無駄に早く来て後悔。早く始まって〜!!!!と心の声がうるさい。


院内見学は、外来、陣痛室、分娩室、オペ室、入院病棟の各部屋を覗かせて頂きました。


私が見学に行ったのは無痛分娩を主に扱っている産院だったので、驚きは分娩室にポーン


私の分娩室のイメージは(現実と違うかもしれないけど)、オペ室的な雰囲気でドアがあって完全個室のイメージ。


この病院は無痛メインなので、なんと分娩台横並びでカーテンの間仕切りがあるだけ


しかもおひとり分娩中の方が分娩台にいらっしゃったんだけど(もちろんカーテンで見えませんが)、すっごい静か…。


もっとウンとかスンとかギャーとかワーとか言うのかと思ったら、無痛分娩だから声に出す人がマレです、との事。すごーい!


これは期待ですわ!!


そして入院病棟。


最初は金額を考慮して大部屋希望だったのですが、院内見学してみてこりゃイカーーーン!!!!ってなった。
見ておいてよかった!!!!


大部屋はベッドとベッドの隙間が10センチくらいしかなくて、その間にカーテンを差し込んで間仕切りしてある部屋でした。
まさに雑魚寝!!!!


仲良し5人組なら楽しめるだろうけど、ましてやハジメマシテな人達ですよ??
寝返りうったらカーテン越しに寝息感じれる距離はマズイアセアセ


最近の学生寮の方がマシなんじゃない??ってくらいの狭小さ。
差額ベッド代0円でもこれはムリーーー!!ゲッソリ


個室は1日数万円差額が発生するみたいだから贅沢すぎて難しいけど、さすがに大部屋はないな。
帰って夫に即交渉したもん


でも、雰囲気的には満員御礼にはしないみたい。
2人部屋もあるんだけど、ほぼ隣に人が来ることはないですって言ってたし。
なんとなく差額ベッド代払わせる為に敢えてイメージ悪くしてる!?ってくらいの劣悪さでした。


でも、そこ以外はパーフェクトで素敵な病院です!お部屋の雰囲気も狭さを除けばホテルみたい!


ひと通り院内を見学したら最後に無痛分娩とは!?のDVDを観てお別れ。


DVDの内容は無痛分娩のやり方、世界各国のお産の対応、無痛分娩がいかに快適でローリスクなお産であるか…のお話でした。


正直、数年前から調べに調べてた私は全部知ってる話でした。


無痛分娩は、先進国各国では普通分娩より多いかなりメジャーな出産方法なんですよね。


無駄ないきみがなく、筋肉を傷つけないから出血も少なく済むし、お産の進みが早いから産後に体力を温存できるそう。
しかも、お産中に何か危険があれば即帝王切開に移れる安全さ!すばらしいです。


もちろん麻酔とは言っても局部麻酔なので、いきむ感覚も意識もハッキリしてるので産みの喜びは味わえます。


取れる痛みは取ろうと言う欧米の実に合理的な考え方、私は大好きです。


なのに日本では普及率5パーセント未満…。
無痛分娩に対応してる病院探すのも一苦労…。


妊娠前に友達や親族にもし私が出産するなら〜っていう例え話で「無痛分娩を考えてるんだ」って気軽に話すと、まあ、反対されるwされるw


まず、みんな勘違いしてるよ?
無痛分娩って言ったらみんな意識もなくなる全身麻酔で子をスルリと出されるんだと思っていてビックリ!
麻酔は局所だし、無痛と言っても1/10くらいは痛みがあるから産む感覚はあるし、きちんといきめるし!


あとは産みの痛みは経験しとくべきって言う精神論…。
「母胎は妊娠の痛みに耐えられるんだよ!」
「産みの痛みを知ってこそ母親の自覚が生まれるし、子供に愛情がわくものだよ!」
「お腹痛めて産んだのに!って子供を叱る時に言えなくなるよ!」(←そもそもこれはそうだとしても子供に言っちゃダメじゃない?)


たぶん苦労は買ってでもしろって言う日本の美学なんだろうけど…。
最後のに限ってはうちの身内ですが、何!?その産んでやった感モリモリの恩着せがましい感じ…とカチンと来たくらい…。


そりゃあ、痛みに耐えて長時間の陣痛に耐えて産んだ時は、ある種の達成感があるでしょう。
例えるなら、苦労して富士山を登って頂上で見えた日の出!みたいな爽快感があると思う。
それはそれで素晴らしいけれどね。
でも、取捨選択するのは個人の自由だと思うの。


知人が「日本人なら富士登山を人生で一度は経験しとくべきだ!人生観が変わるぞ!」と言うけれど、私はまったく魅力感じないし、家でゆっくりしてたい派だもん。だって山は危険でしょ?みたいな。


それと同じで、産後、身近に頼れる親族がいないから体力を温存したいし、臨月に急に産気づいても夫は急には帰って来れないし、休みも取れないから計画無痛分娩がいい。
あと、単純に痛いのもしんどいのもイヤ!年取ると怖いものとか苦手なものが増えますよね。
20代前半なら何も考えず普通分娩にしてたかもしれないけど、今は恐怖心が勝ってる。
それに好奇心で無痛分娩に興味があるのも事実。


そんなわけで、無痛分娩が自分には1番合ってるなぁと思うので、特にリスクが発生しない限り、自分の理想に1番近い形でお産に臨めるこの病院で産もうと思いますウインク


院内見学ツアー、面倒でもしんどくても行ってよかったです。
迷いが吹っ切れるくらい病院が素敵すぎたピンクハート