前から転院、転院と騒いでいましたが…




いやぁ〜、もう今までの数ヶ月何だったんだ?って言うね

初めに、看護師さんと個室で問診。
今までの診療経緯や持病や既往歴なんかを詳しく聞かれました。
とっても気さくな看護師さんで、
「基礎体温測るの負担じゃない??3日に1回でもいいよ!ストレスになるなら止めてもいいし」
って、私の様子を見て言ってくれた!!
コレ!!ずっと聞きたかった言葉!!
今までの病院は「何が何でも測れ!計り忘れた?やる気ないの??」(その割に基礎体温帳を見ないという…)みたいな対応だっただけにこれだけで感動

泣きそうになった。
それが終わると医師の診察。
とっても豪快な先生だけれど、説明がとってもわかりやすくて丁寧。
そして先生もやっぱり気さくで今までのふんぞり返った医師とは大違い!!
妊活に大切なのは、
1.仲良しが順調な事。
2.おたまじゃくしの状態が健康な事。
3.排卵している事
4.抗精子抗体がない事
この4本柱がとても大切という妊活の心構え的なお話から、現在の私の状態まで実に丁寧に詳しくわかりやすく、時には例え話を交えながら30分くらい話して頂きました。
前回の病院ではPCOだ多嚢胞だとヤンヤン言われて、卵胞を育てる為にクロミッド出されて、最後の方はクロミッドで育ちすぎた卵胞で卵巣がギッシリ…数ばかり増えて排卵は出来ないと言う、まさに詰んだ!!って感じの状態になったわけですが、
今回の病院の医師の所見は、
「あなたは排卵が下手なだけで、卵胞を作る事はできるんです」
「PCOと聞いて安心したよ。だって卵胞は作れるんだから」
「排卵が下手な理由は脳のホルモン分泌器官の問題だから、それを解消してあげれば通常通りの排卵ができますよ」
と言う事でした。
診断名で言うと、潜在性高プロラクチン血症
簡単に説明すると、プロラクチンとは妊娠中や授乳中に分泌されるホルモン。
これが増えると排卵が止まります。
でも、女性はストレスに弱くてストレスを感じるとこのプロラクチンが増えます。
でも、普通は増えたとしても排卵を止める量は分泌されません。
ただ、この潜在性高プロラクチン血症の人はストレスを感じた時に大量のプロラクチンが分泌されてしまいます。
だから排卵が起こらず、小さな卵胞ばかり増えてPCOになっている。
(かなりの付け焼き刃的説明なので、正しく知りたい方は潜在性高プロラクチン血症で検索してください)
…と言うのが、今の私の状態だそうです。
ちなみに前の病院で「変だ!」と言われた私の基礎体温。
→詳しくはコチラ基礎体温って…
この基礎体温帳を先生に見せたら、開口一番「やっぱり!」と。
どうやら潜在性高プロラクチンの人は基礎体温が上下してギザギザになるのが特徴らしい。
前の病院での事を話すと「こんなの40年くらい前から症例があるのに勉強不足で馬鹿な医者だ」と一刀両断されてました(ザマミロw)
この日は、本当に潜在性高プロラクチン血症かしらべるためにTRH負荷試験とLH-RH負荷試験というのを行いました。
あえて身体に負荷をかけて、プロラクチンの過剰分泌を調べる検査です。
薬液を投入された時の何とも言えない気持ち悪さ。
途端に胸がザワザワしてきて「これがストレスってやつか」と。
あと股間の気持ち悪さ。
薬を入れた途端に反応するから身体ってスゴイ。
薬を投入前、投入15分後、投入30分後と計3回採血されてこの日はお終い。
結果は来週聞きに行きます。
でも、先生はかなり自信をもって診断しているようでした。
「うちに来てくれたからには、今までの無能な婦人科医の走馬灯を見せてあげる」
と言ってましたw
先生、大丈夫!
も う 思 い 出 し た く も な い w
この日は保険外なしでお会計13,650円。
なかなかお高い検査だぜ。
でも、この間までのイライラとモヤモヤから解放されて、パァッと目の前が開けた気がしました。
私、やれるかもしれない!!笑
ひさしぶりに明るい気持ちになれたので、納得の出費でした。
m様、本当にありがとうございます
