昨日、彼の伯父さんが亡くなりました。
お隣に住んでいて彼は小さい頃から動物園や釣りにお父さんよりも連れて行ってもらっていたようです。
1年半ほど前から闘病生活を送っていました。
まだ63歳になったばかりです。
私は彼と一緒に何度かお見舞いに行きました。
活発でよくしゃべるお父さんとは反対で大人しい優しい伯父さんでした。
釣りが好きで人の世話をするが好きな伯父さんだそうで、一緒に釣りに行こうとお見舞いに行く度、話していました。
「もう危ない」
そう聞かされたのは先週でした。
確かにお見舞いに行くたびに衰弱しているようには見えましたが、
「まだまだ大丈夫だよ」
と彼に行っていました。
彼と伯父さんの最後の会話は
「勇樹、触ったらあかんぞ」
でした。
釣りに行ったら毒を持った魚が多いから気をつけなあかんぞ・・みたいなことをお父さんが話しているのを聞いての言葉でした。
「分かってるよ・・触らんよ」
と彼は言っていました。
彼と釣りに行き、必死で準備をしてくれているのを見ると、小さい頃の彼を想像してしまいます。
伯父さんやお父さんに糸の結び方を習っている小さい頃の彼が見えるのです。
「早く子ども作らんとあかんぞ」
そう言ってくれるのも伯父さんだけでした。
誰も気を使って言ってくれない言葉をサラッと言ってくれてました。
「おとうも待ってるぞ・・早く作らないと・・6つ子生んだらいい」
そう言いながら笑っていました。
伯父さんが亡くなる前日の朝、何気なく久しぶりに調べた排卵検査薬が陽性をあらわしていました。
くっきり陽性
陰性ばかり見ている私にはとても新鮮でしたが、排卵検査薬が反応すると24~36時間以内ぐらいに排卵するらしいです。
だからたぶん、昨日辺り排卵したはずです。
伯父さんに私と彼の子どもになって生まれ変わってきて欲しいです。
病院から戻って来られなかったからもう一度、この場所で生活して欲しいなって思います。
伯父さんが亡くなったのはちょうど引き潮の頃・・
昨日、彼と釣りに行っていて私が彼に竿を渡して彼がつり出して急に釣れだした頃です。
それまでは全然釣れなかったのに、面白いくらいに釣れたのです。
「ワイとミキの腕の差やな・・」
と彼が言っていましたが、確かに腕の差はあると思いますが、それだけじゃないような気がします。
伯父さん・・
彼と出会わなかったら、会うこともしゃべることもなかった人です。
最後の方は苦しかったと思うから、自由で軽くなった体で好きなことをしてほしいなって思います。