ビードラは雨が降り始めた瞬間、敵の攻撃を察知した。豪雨を降らせるメンタルパーツの持ち主。ビードラは「新たに仲間が増えた」など、状況の変化があったことを予想した。まだ小雨ではあるが、豪雨になったらすぐに自分の能力を使える様に気を張った。

現時点で使ってしまっても良いのだが、味方の動きも制限されてしまう為、ビードラは能力を使いあぐねていた。
休日に大掃除をした。2ヶ月ほど休みは仲間探しに費やしていたので、部屋の埃も溜まりつつあった。

この部屋は以前カルミが生活していた空間で、カルミの亡き後、使わせてもらっていた。
1年が過ぎ、ラァは13歳になった。仕事をしながら地図のチェックを増やしていく生活にも慣れつつある。一方で、自信の持つ「アワースキップ」の能力に関しては使う機会も無く、どんどん錆びつきつつあった。