コトラー教授『マーケティング・マネジメント』入門 I
マーケティングといえばコトラー。でもコトラーの分厚い本から入門すると
もれなく挫折がついてくると思い目に付いた本を早速読んでみる。
まさに入門書としてマーケティングの概念を知るには丁度良かった。
メモ。
<マーケティングとは>
商品を売れるようにすること
■2つのプロセス
1.市場を細かく分け、最適な市場を選択する
2.選択した市場へのマーケティングミックスを行う
■市場のセグメンテーションと選択
*選択の軸(対消費者)
※これまで漠然と軸を選択してきたが、こうしたまとめがると便利
■選択した市場へのマーケティングミックスを行う
*Procuct
● 製品の定義
・製品とは?
→ ニーズを満たすために市場に提供されるもののこと(「コトラーのマーケティングマネジメント ミレニアム版)
・ 製品レベル
1.中核ベネフィット : パンを焼きたい
2.一般製品 : トースター
3.期待された製品 : キツネ色にこんがり焼けるトースター
4.拡大された製品 : トースター昨日月電子レンジ
5.潜在的製品 : トースター機能月情報家電
● 製品ライン
・ 同一チャネルで市場に提供されているもの
・ 一定価格で提供されるもの
・ 互いに密接な関係のあるもの
例) シャンプー: サスーン、メリット、TSUBAKI
● ブランド戦略
・ ブランディングとは
→ その製品、その会社である
・ ライン拡張 : ブランド名は変えず、同じ製品カテゴリーに新しい製品を加える
・ ブランド拡張 : ブランド名は変えず、製品カテゴリーを増やす
・ マルチブランド : 同じ製品カテゴリーに新しいブランド名を追加する
・ 新ブランド : 新しいブランド名を新しい製品カテゴリーに付ける
・ 共同ブランド : 新しいブランドに2つ以上のブランドを用いる
*Price
● 価格の変更の反応
★当たり前かもしれないがはっとする。
値上げ
良い反応
顧客: 製品は値上げされるほど価値がある
競合: 無関心(無謀と感じ、抵抗しない)
悪い反応
顧客: 製品の値下げに戸惑い、購入の障壁となる
競合: 市場を乱しかねない
値下げ
良い反応
顧客: 購入の契機となる
競合: 総需要を刺激しようとしている
悪い反応
顧客: 製品の品質が下げられたのではないだろうか
売れない製品なのではないだろうか
価格は更に下がるだろう
競合: 競争を開始するという挑戦である
市場を乱そうとしている
*Promotion
● 5M
・ Mission
・ Money
・ Message No Reason! Coca-Cola!
・ Media
・ Mesurable
*Place
● チャネルの選択 → Message, Moneyで決まってくる
● チャネルをつなぐ
<市場の絞込み>
● 縦方向のマーケ→横方向のマーケ(水平展開)
⇒ 理想とのギャップを生みだし、新たなニーズを掘り出す
枯れない花 → ドライフラワー
その場で当選がわかる → スピードくじ
ホテルについてからのサービス → ホテルにつく前、利用後のサービス
* 選択のための変数
●対消費者
・地理的変数
地域
都市または都市郡
人口密度
気候
・デモグラフィック変数
年齢
世帯規模
家族構成
性別
所得
職業
教育水準
宗教
人種
世代
国籍
社会階級
・サイコグラフィック変数
ライフスタイル 保守的な常識化、先端を行く指導者タイプ、芸術家タイプ
パーソナリティ 衝動的、社交的、権威主義的、野心的
・行動上の変数
使用機会 日常的機会、特別な機会
ベネフィット 品質、サービス、経済性、迅速性
ユーザの状態 非レギュラー、元ユーザ、潜在的ユーザ、初回ユーザ、レギュラーユーザ
使用割合 ライト ミドル、ヘビー
ロイヤリティ なし 中程度、 強い、絶対的
購買準備段階 認知せず、認知有り、情報有り、関心有り、購入希望有り、購入意図あり
製品に対する態度 熱狂的8、肯定的、無関心、否定的敵対的
*市場を選択する
● セグメントの魅力の評価
・ 規模
・ 成長性
・ 収益性
・ 働く規模の経済性
・ 付きまとうリスク
● セグメントを選択する
・ 単一
・ 市場専門化
・ 選択的専門化 …セグメント間シナジーを起こせると良い
・ 製品専門化 …全滅のリスク
・ フルカバレッジ
*Positioningと差別化のポイント
● 製品の差別化
・ 機能特性、成果、品質性能のばらつき具合、耐久性、信頼性、修理のしやすさ、スタイル、デザイン
● サービスの差別化
・ デリバリー、設置、顧客訓練、コンサルティングサービス、修理
● スタッフの差別化
・ 能力(知識とスキル)、丁寧さ、信頼感・安心感、反応の速さ
● チャネルの差別化
・ 流通チャネルのカバレッジ、専門技術、専門知識、チャネル全体のマネジメント
● イメージの差別化
・ シンボル、活字メディアやマルチメディア、建物や空間、イベント
※ 自社の強みを行かせるポジショニングをする
* 差別化ポイントとプロモーション
● 継続的に強みとしていける部分を選択
● 選択の例
信頼性のポジショニング
・ 精度・耐久性の高い製品を作る
・ 高価格設定で限定的な一流の独占ディーラーを通じてチャネルを作り
・ 可処分所得の高い人が読む雑誌に広告をするなど。
NG
・ 100円ショップに高品質なもの → 疑わしい
* ライフサイクル
導入期、成長期、成熟期、衰退期
→ 多くの製品は成熟期。
うまくポジショニングを出来ると、上記4つのプロセスを経験できる。
作成日: 2009年2月21日(土)