「AIは故障中」
1度はリアルタイムで聴いてたのですが、なかなか内容が理解できず
そして私の推しであるれにちゃんの演技に良くも悪くも引き込まれてしまい何がなんだかわからない内に終了。
しばらくずっとモヤモヤしていましたが、再配信(やった)
車で混雑している帰宅路に
あらためて聞き直ししてました。

周りの皆さんは色々な視点から物語を考察されてるので私は変態かつ病気的な視点から書いてみたいと思います。
不快に思われたら申し訳ないです...

再度しっかり聴き直してると劇中後半で「言葉の引用で恣意的ではあるけど愛を語る」AIであると知り
ここで
もしかして劇中の彼女の状況説明以外の情緒的な言葉は全て引用なのではないのか?
と気になって帰宅して何度も聴き返しながら色々調べてみました

‪ボードレール‬
ミシェル・フーコー
坂本龍一
西田幾多郎

他にもあるのかもしれないけど
とりあえず...

色々調べて行くうちに
劇中での男の話す言葉に反応している引用と
全く脈絡もない場面で
唐突に繰り返される引用がある?と....

前者の男の言葉に対する引用は
「死」の定義を語った
「死に抵抗する機能の集合体」
〜ミシェル・フーコーの「臨床医学の誕生」〜よりの引用
他にも
「ものが働くということはものが自己自身を否定する ~西田幾多郎」
後は、後半の恣意的に負のイメージでしかインプットされなかった椿姫の「愛」についての引用等など..
男とのやり取りの中でAIが発した(思った?)引用でした

ここでわからなかったのが
「全ての物は無の残響〜坂本龍一」
「絵画的に理屈抜きに 三段論法と演
繹法もなしに 〜ボードレール」
この2つ
どれも劇中の物語に当てはめようとしても意味が良くわからなかったし全く予想だにしない場面(私の読解力がないだけかも知れませんが)で出て来ます。

この引用を紹介する前に
リアルタイムで聴いた後にも呟きましたが
私のこのドラマを聴いて思った率直な感想は、怒られちゃうかも知れないんですが、推しであるれにちゃんの凄さよりもその凄さ故にこのドラマ(今は物語とは分けて使います)に完全に引き込まれた上での不可解さ.違和感.不協和音でした。

ほぼ予備知識も無く聴き始め
なんとなく感動.幸せ.最後には笑顔みたいな漠然とした未来を頭の片隅に持っていた私は
完全にAIの反応にやられてしまってました
れにちゃんの演技って素晴らしい!流石は我が推し!!

...話を戻しまして....

まず
坂本龍一氏の話した
「全ての物は無の残響」
彼はジョン・ケージの4'33"
https://youtu.be/JTEFKFiXSx4
(この間全くピアノを弾かない曲)を紹介して
「どうしても何かの意味ある情報を受け取ろうとする。見ようとする、聴き取ろうとする。止み難くありますね、人間にはね」
と語りました
http://ouraimono.terakoyapro.net/?eid=1400415
こちらから引用

そして次は
フランスの詩人ボードレールが
「芸術家の告白の祈り」
の中で表現した
「絵画的に理屈抜きに 三段論法と演
繹法もなしに 」という言葉。
その詩の中で、芸術家は自然の素晴らしさに対して
その快楽を存分に語り
「理屈も三段論法も演繹法もなしに、思考」され
やがてそれらは
苦痛へと変わって行きます
http://poetry9.wpblog.jp/person/baudelaire/
こちらから引用

これらの言葉
後付がましいかも知れませんが、
このドラマを聴き終えた時の私の感情にとても近かった気がします。

このドラマの中での
「男とAIの『物語』」
哀しい過去を持った男が
生命体登録抹消されたAIと出会い
男との関わりの末に
愛を理解していくAI
そんな物語を綴るこのドラマの中で結びつけようにも最初は解釈ができなかったこの2つの言葉。

こんな場所なんで完全に私の思い込み妄想ではありますが....
この2つの言葉の背景を頭に入れながら物語とは別にしてこのドラマを演出している言葉として当てはめていくと驚く程にしっくり来たんです。

このドラマ全体が全て
無の残響
であり、物語を進める演出には必要無いであろう、強いて言えばノイズになってしまっているかのような演出(あの無音のピアノの演奏的な)それらに対して
なんだこれは?
的な感情を全体的に感じる事。
その意味を必死に探そうとしていた事。

そして涙を流し言葉を発するようになったAIが唐突にビルからの落下を語り出した時、私は最初の違和感を感じ「理屈も三段論法も演繹法もなしに!!」
そこから私が理屈も三段論法も演繹法も無くぼんやりと描いていた
感動や幸せや笑顔といったワードはAIの淡々とした言葉と空間現代さんの放つ不協和音?によって見事に崩れたのでした
そして繰り返されるビル落下のカウントダウン特にゼロになった後のあの笑い声はトラウマにもなりそうな程で鳥肌が

そして男との対話で
恣意的に隠された(この部分はコレで今のアイドルに通じる解釈とか色々ありそう)愛の姿を理解していくAI

色々不安定な気持ちにさせておきながら
しかし途中途中で描かれる過去の男と彼女の風景は哀しいながらもこの異質な世界でのオアシスみたいな存在で、その後の過去のエピソードでしっかり物語に戻してくれる所は投げっぱなしのエヴァにはない優しさかなとも..ぎゅっとして..には泣きそうになりました。

どういう物語であったのか
まだまだちゃんとした?意味はわかりませんが
このドラマ自体の姿?は私なりに解釈できたんじゃないかって思います。


これまで完全に暴走気味の妄想()
支離滅裂な内容で
書き連ねて来ましたが
確実に聴いていた皆が
わかった事・感じた事なのでは?ってのはあってですね..

やっぱりれにちゃんは凄い(語彙力

んだなぁって
これまでのれにちゃんと
全く異質の役で我らが推しという事を忘れさせてしまった。
べっぴんさんで夏菜子ちゃんがみせてくれたように
今度は映像の世界で
れにちゃんじゃないれにちゃんを見てみたい。
映像じゃ無くてもいい
声だけでも(むしろそっちがいい?
活躍していくれにちゃんを見てみたい
そういう風にも思えた作品でした
お疲れ様でした!
れにちゃん